参議院選挙の結果は、ちょっと残念なものでした。
自民・公明・維新と諸派・無所属の改憲勢力が3分の2を超える議席を占めてしまいました。
すでに3分の2以上の衆議院と合わせて改憲の発議が可能となります。
これがどれだけ恐ろしいことかは、自民党の「憲法改正草案」を読んでみたらわかります。
戦争放棄も基本的人権もない「主権在国」のとんでもない憲法に変えてしまわれぬように、
引き続き、国民が監視を強めて頑張らないといけないと思います。
とはいえ、野党共闘は32の一人区のうち11で勝利しました。3年前は2つしか野党が勝てなかったのですから、
これは大きな成果です。よくやったと思います。共闘を崩してはいけません。
その流れで、東京都知事選挙は鳥越俊太郎さんが野党共同の候補になりました。
直前の決定までドタバタしましたが、
改憲・核武装論者の小池さんや自民党型官僚政治家・原発推進の増田さんとは比べるべくもありません。
そういうタカ派や自民党型の政治家を選んで3代続けて任期途中で知事が辞める結果になったのですから…。
私は、前回、前々回とも宇都宮さんに投票しました。
弱者に目を向け、貧困と格差と闘う宇都宮さんの掲げてきた政策に賛同しています。
その政策を受け継いで、鳥越さんが知事になれば、
本当に何十年ぶりに、美濃部さん以来の、都民の声が届く知事が誕生することになります。
都民としてこれほどうれしいことはありません。
都知事は鳥越俊太郎、と知り合いにも広めるつもりです。