太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

木うそ原木の伐採作業4 ~番外編~

2010年02月23日 | 木のお話
木うその原木、「コシアブラ」は手のひらのような五枚の葉が特徴的です。
ただ、伐採作業が行える冬(12月~2月)には落葉してしまいます。
すると、他の木と見分けがつきにくくなります。

今回の伐採作業でもやはり、「ホウノキ(朴ノ木)」や他の木を伐っていました。
それに、肝心のコシアブラもそれぞれの木の状況もあるのか、
伐採してすぐに割れてしまったものもありました。



伐採後、木の中央付近から割れ始めている「コシアブラ」


年輪の部分に黒い筋が見える「ホウノキ(朴ノ木)」
外皮や枝ぶりは「コシアブラ」そっくりでした。


これは木の種類が分からないのですが、「コシアブラ」ではありませんでした。
山の斜面の下あたりで伐採して、苦労しながら道まで運び上げたのに…。

やはり、木(生き物)を相手にするのは、一筋縄ではいきませんね。
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