流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

油井美加子ピアノリサイタル in 兵庫県立芸術文化センター

2013-11-07 09:57:58 | 日記

昨日(2013年11月6日)油井美加子さんのピアノリサイタルに行ってきました。

場所は、西宮北口にある兵庫県立芸術文化センター小ホール。

  

愛称は「神戸女学院小ホール」。

 

ちなみに大ホールは「KOBELCO大ホール」中ホールは「阪急中ホール」です。

ここの3つのホールは、ネーミングライツを売却しているのです。

知人の娘さんの恩師ということでお誘いを受けました。

ホールのすぐ外にモニターがあり、ピアノが映し出されています。

見知らぬ女性から声をかけられました。

「同じ電車でしたね」と女性が言う。

「目的地がいっしょだったんですね」と私。

そうなんです。電車で私の隣に座っていた人です。

物珍しげにカメラをモニターに向けていた私に優しく声をかけて下さり

ありがとうございます。うれしかったです。

知人とは別行動だったので知り合いもなく一人不安気にいた私です。

さぁ、はじまります。

ドビュッシー

バラード

ベルガマスク組曲

1.前奏曲 2.メヌエット 3.月の光 4.パスピエ

映像第2集

1.葉ずえを渡る鐘の音 2.そして月は廃寺に落ちる 3.金色の魚

 

ここで20分の休憩。

休憩中に知人が私を見つけてくれて、「そこじゃ指の様子が見えないよ、席替えしたら?」

と言いました。しかし、417席という小ホールはほぼ満席状態です。

「うん、でも空いていないし」その時、中央の一番前の席が目に入りました。

そんなわけで特等席を確保しました。

この「休憩10分」の文字の「休」辺りに席を移動。

指の動きがよく見えます。

後半は

リスト

ソナタ ロ短調

 

ここに席替えしてよかった。

すごい迫力です。

時に「ジャングル大帝」のテーマ、「鉄腕アトム」のオープニング、

「リボンの騎士」のエンディング、のようなダイナミック、繊細、軽やかに

その人の指はリズミカルに激しく鍵盤を叩く。

(クラシックに詳しくないので表現がアニメの音楽になりました。イメージして下さい。)

 

こんなの初めてです。

クラシックの演奏会に行ったことはありますが、

”リサイタル”という名前で演奏家が一人だけで奏でる音に触れたことはありませんでした。

スタンディングオベーションしたいくらい。

クラシックで立ち上がって拍手したりしていますよね。

拍手喝采だったけど。

みゆきさん(シンガーソングライター中島みゆき)のコンサートみたいに

席から立ち上がった拍手したかった。

やがて、終演。

 

鮮やかなピンクと白のドレス(ポスターとは違うドレスを着ていた)のその人は

多くの人に囲まれて談笑している。

先ほどの鬼気迫るほどの様子とはうらはらに和やかに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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