流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

第四回大昌寺落語会

2018-10-09 13:44:40 | 落語

昨日(10月8日)大昌寺の落語会に行ってきました。

今回初めて、女性の落語家さんがゲストでした。

 

「花色木綿」 林家染左

「厩(うまや)火事」 露の紫

 休憩

「皿屋敷」  林家染左

 三味線   はやしや美紀

 

オープニングトークでは、女性の噺家が困ること等のお話でした。

楽屋での着替えが困る、とのこと。

男性の師匠は、何の気兼ねもなしに着替える。けど、女性はそういうわけにもいかない。

紫さんの師匠露の都さんが、考えたのが、「あっぱっぱ」(夏用の簡単衣類)を着て、中でごそごそ着替え。

師匠の露の都さんは、女流落語家第一号。

弟子入りのきっかけや、師匠の話、等々、おもしろい話をたくさん聞けました。

 

「花色木綿」

泥棒が盗みに入ったものの、盗むものがふんどし一つしかない。そうこうするうちに家の主が帰ってきた。

泥棒に入られたと知るや、長屋にふれまわり、とられてもいないのに、あれもこれもとられたと、言い始める。

それを聞いていた泥棒は、…

何につけ「花色木綿」が出てくるくだりは、笑えて仕方なかった。

 

「厩(うまや)火事」

髪結いの女の亭主は、酒飲みでなまけもの。隣家でそんな愚痴を話している。

そんなに愚痴るなら、亭主の本音を聞いてみたら、ということになって…

落語も楽しかったが、師匠の話や、姉弟子の話、日常の細々した話がおかしかった。

 

「皿屋敷」

これは、知っている噺。

落ちは、幽霊のお菊さんが、皿の数を倍ほど呼んで、理由は「明日は休みにするから」

わかっていてもそこへ行くまでが、なんともおかしい。

 

笑った。楽しいひとときをありがとうございました。

 

晴天はいいのだけど、暑かった。

 

帰り道の風景

清々しい青空と縦横無尽に横切る電線

 

まだまだ色づかない木々と、清流。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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