6月5日花組公演を観劇しました。
ネタバレあります。
この公演は花組新トップ娘役 仙名彩世(せんなあやせ)の大劇場お披露目公演です。
1800年前の古代日本に邪馬台国と言う国があり女王卑弥呼が治めていた。
マナ(のちの卑弥呼、仙名彩世)とタケヒコ(明日海りお)の出会いから別れまでを描いています。
タケヒコが子役(華優希)から本役(明日海りお)に替わる時の、李淵(高翔みずき)の
「大きくなったなぁ、タケヒコ」には笑いが起こっていた。
(あれから〇〇年とか言ってもいいのにね、小柄な娘役から男役トップスターに急に替わるから)
邪馬台国を征服しようと狗奴(クナ)国の将クコチヒコ(芹香斗亜)の暗躍。
前作「金色の砂漠」よりも風格が備わったように思います。
ちなみに狗奴国王ヒミクコは専科の星条海斗、卑弥呼に替わる前の大巫女は美穂圭子、早く歌声聴きたくなります。(笑)
邪馬台国の衣裳は白を基調にして、狗奴国は黒を基調にして、わかりやすくしている。
盟神探湯(くがたち)(沸騰する湯に手を入れて神のご加護があるかどうか試す)の技、
きっと秘策があるはずなんだろう。
冒頭、狗奴国の兵士に追われて逃げるタケヒコを助けた李淵がやってみせた。それが後半で役に立つ。
水美舞斗演じるツブラメは喉をやられて声が発せない。その無言の演技をみていて、もう一人のシャルルを演じた月組の美弥るりかを思い出した。舞台に立っているのに声を出せない役は、声以外で表現しなければならない難しい役どころだ。
最後に声を発するツブラメ、狗奴国に倒されたタケヒコには聞こえたんだ。
ラスト、日食を予言した卑弥呼。暗闇に戸惑う狗奴国の兵を邪馬台国の兵が撃つ破った。
しかし、タケヒコは邪馬台国を離れ、大陸の魏の国(李淵の故郷)へ向かうと打ち明ける。
ショーは、冒頭、娘役じゃないと一目でわかる。
芹香斗亜、瀬戸かずや、鳳月杏、水美舞斗、柚香礼の女装(と言っていいのか??)
第3章
スーツにソフト帽のジゴロ、振付はANJU(安寿ミラ)さん。かっこよかった。
キレキッレのダンス。
第4章第16場
やはり、美穂圭子の歌声は格別。エディット・ピアフの愛の讃歌、素晴らしい。
「サ・セ・パリ」や「ろくでなし」とか、シャンソンは楽しい。
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