10月24日、女子タッチフット部Rooksが、関西学生女子タッチフットボール秋季リーグで京府大、関学に連勝し、東西大学王座決定戦への進出を決めた。最終戦は武庫女大と、12月6日(日)15時30分から王子スタジアムでキックオフ。関西1位の座を争う。<取材班>
(写真上:京府大戦、第3Qで相手を突き放すTDを決めた#52市川。2020年10月24日、午前、神戸市灘区の王子スタジアムで。)
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春季の試合が中止となっていた女子タッチフットボールリーグで、秋の決戦が始まった。
神戸大Rooksは昨年11月30日に行われた武庫女大との東西大学王座決定戦の決勝以来の公式戦となった。
春から夏にかけては、課外活動の制限の影響でほとんど練習ができず、9月から練習が再開された。
観客はソーシャルディスタンスを保ちながらの観戦となり、フィールドの選手は全員マスクでプレー。応援団も試合中は声出さずにマスク姿で吹奏楽部の録音テープに合わせて応援した。
京府大に27−6で快勝
京府大との初戦。
第1Qに#5平井がインターセプトのままタッチダウン。その後のポイントアフタータッチダウンも決め、神戸大が7点を先制する。
第2Qにタッチダウンを決められ1点差に迫られも、その後のポイントアフタータッチダウンを阻止し、7対6のままハーフタイムに突入した。
第3Qで点差を広げたい神戸大は#52市川がランからチャンスを作り、そのままタッチダウン。ポイントアフタータッチダウンも決めて点差は8点に。
続く第4Qも神戸大の攻撃は止まらない。第4クオーター開始直後ロングパスから#12坂本がタッチダウン。その後も、主将#19和田が右サイドをランで駆け上がり、タッチダウン。計13点を加え、27対6で今年度の初勝利を飾った。
(写真上:京府大戦、第4Qに主将#19和田が右サイドをランで駆け上がりTD)
31−0で関学に完封勝利
第2試合の関学戦では全Qでタッチダウンを決め完封勝利した。
第1Qに神戸大は#52市川のタッチダウンで先制。第2Qでは#55坂元がタッチダウンを決め、追加点を入れ12−0。
第3Qは#99高崎がロングパスをキャッチし、そのままタッチダウン、その後ポイントアフタータッチダウンも決め、7点を追加。
第4Qも攻撃の勢いが止まらない神戸大は、主将の#19和田がランからのタッチダウン。終盤には、#23仲谷もダメ押しのタッチダウンを決めた。
守備陣が相手攻撃を無失点で抑えた神戸大は31対0で関学に完封勝利した。
(写真上:関学戦、第3QでTDを決めて喜ぶ#99高崎)
(写真上:関学戦の第4Q、ダメ押しのTDを決めチームメイトとハイタッチする#23仲谷)
秋季リーグは、4大学での総当たり戦。上位2チームが東西王座決定戦進出となる。今日、武庫女大と神戸大はともに2連勝し、常勝2校が東西王座決定戦に駒を進めた。12月6日(日)の武庫女大との対戦結果で1位、2位が決定する。
去年はこの関西リーグで武庫女大に敗れただけに雪辱を果たしたいところだ。
東西大学王座決定戦で優勝すれば、学生代表として、2年ぶりの正月のさくらボウルへの進出が決まる。
全員で日本一奪還を目指す
(写真上:記者のインタビューに答える和田結莉乃主将)
▽和田主将の話
1試合目はしっかりと勝ちに行くことを目標に取り組んでいたので、まずは勝つことができてその後の自信に繋がったかなと思います。一方で、自分たちのミスだったり練習でできていなかったところが出てしまった面もあるので、それは次の試合までに調整していきたいです。
(1試合目4Qのタッチダウンを決めたときは)QBのパスを信じて、絶対に決めるという強い気持ちで臨んだので、きちんと得点に繋げることができて率直に嬉しかったです。
コロナ禍で集まって練習ができない間は、Zoomを使って週3〜4回顔を合わせての活動をしていました。また、個別にトレーニングメニューを組んだり、それに対してコメントをしあったりすることで、集まることはできなくても絶対に日本一になるという気持ちでチームが1つになれるように工夫していました。
今このような状況下で、観客も入れた状態で試合を行えるスポーツは少ないと思うので、そのような環境で試合ができることに感謝しています。一試合一試合を大切に挑んでいきたいです。
新入生は、オンラインの活動を通してありがたいことに4人入ってきてくれました。この新入生も含め、全員で日本一奪還を目指していきます
実力では武庫女と比べるとまだまだだと感じているので、この1ヶ月を使って課題点をつめていけたらな、と思います。ぜひ武庫女戦では自信を持ってプレーできるように練習を重ねていきたいです。
次の武庫女大戦も応援に駆けつける
(写真上:応援団もスタンドで声出さずにマスク姿)
▽応援に駆けつけた宮脇健也応援団長の話
応援団としては野球の神京戦と硬式野球リーグ戦1試合に続いての3回目の応援活動だった。次の応援は11月21日の三商戦と、12月のタッチフット武庫女大戦。もしアメフトが勝ち上がれば(有観客の)決勝のみ応援できる。このような練習がなかなか行えない状況でもきちんと(Rooksが)勝ってくれて嬉しい。
了
(写真上:京府大戦、第3Qで相手を突き放すTDを決めた#52市川。2020年10月24日、午前、神戸市灘区の王子スタジアムで。)
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春季の試合が中止となっていた女子タッチフットボールリーグで、秋の決戦が始まった。
神戸大Rooksは昨年11月30日に行われた武庫女大との東西大学王座決定戦の決勝以来の公式戦となった。
春から夏にかけては、課外活動の制限の影響でほとんど練習ができず、9月から練習が再開された。
観客はソーシャルディスタンスを保ちながらの観戦となり、フィールドの選手は全員マスクでプレー。応援団も試合中は声出さずにマスク姿で吹奏楽部の録音テープに合わせて応援した。
京府大に27−6で快勝
京府大との初戦。
第1Qに#5平井がインターセプトのままタッチダウン。その後のポイントアフタータッチダウンも決め、神戸大が7点を先制する。
第2Qにタッチダウンを決められ1点差に迫られも、その後のポイントアフタータッチダウンを阻止し、7対6のままハーフタイムに突入した。
第3Qで点差を広げたい神戸大は#52市川がランからチャンスを作り、そのままタッチダウン。ポイントアフタータッチダウンも決めて点差は8点に。
続く第4Qも神戸大の攻撃は止まらない。第4クオーター開始直後ロングパスから#12坂本がタッチダウン。その後も、主将#19和田が右サイドをランで駆け上がり、タッチダウン。計13点を加え、27対6で今年度の初勝利を飾った。
(写真上:京府大戦、第4Qに主将#19和田が右サイドをランで駆け上がりTD)
31−0で関学に完封勝利
第2試合の関学戦では全Qでタッチダウンを決め完封勝利した。
第1Qに神戸大は#52市川のタッチダウンで先制。第2Qでは#55坂元がタッチダウンを決め、追加点を入れ12−0。
第3Qは#99高崎がロングパスをキャッチし、そのままタッチダウン、その後ポイントアフタータッチダウンも決め、7点を追加。
第4Qも攻撃の勢いが止まらない神戸大は、主将の#19和田がランからのタッチダウン。終盤には、#23仲谷もダメ押しのタッチダウンを決めた。
守備陣が相手攻撃を無失点で抑えた神戸大は31対0で関学に完封勝利した。
(写真上:関学戦、第3QでTDを決めて喜ぶ#99高崎)
(写真上:関学戦の第4Q、ダメ押しのTDを決めチームメイトとハイタッチする#23仲谷)
秋季リーグは、4大学での総当たり戦。上位2チームが東西王座決定戦進出となる。今日、武庫女大と神戸大はともに2連勝し、常勝2校が東西王座決定戦に駒を進めた。12月6日(日)の武庫女大との対戦結果で1位、2位が決定する。
去年はこの関西リーグで武庫女大に敗れただけに雪辱を果たしたいところだ。
東西大学王座決定戦で優勝すれば、学生代表として、2年ぶりの正月のさくらボウルへの進出が決まる。
全員で日本一奪還を目指す
(写真上:記者のインタビューに答える和田結莉乃主将)
▽和田主将の話
1試合目はしっかりと勝ちに行くことを目標に取り組んでいたので、まずは勝つことができてその後の自信に繋がったかなと思います。一方で、自分たちのミスだったり練習でできていなかったところが出てしまった面もあるので、それは次の試合までに調整していきたいです。
(1試合目4Qのタッチダウンを決めたときは)QBのパスを信じて、絶対に決めるという強い気持ちで臨んだので、きちんと得点に繋げることができて率直に嬉しかったです。
コロナ禍で集まって練習ができない間は、Zoomを使って週3〜4回顔を合わせての活動をしていました。また、個別にトレーニングメニューを組んだり、それに対してコメントをしあったりすることで、集まることはできなくても絶対に日本一になるという気持ちでチームが1つになれるように工夫していました。
今このような状況下で、観客も入れた状態で試合を行えるスポーツは少ないと思うので、そのような環境で試合ができることに感謝しています。一試合一試合を大切に挑んでいきたいです。
新入生は、オンラインの活動を通してありがたいことに4人入ってきてくれました。この新入生も含め、全員で日本一奪還を目指していきます
実力では武庫女と比べるとまだまだだと感じているので、この1ヶ月を使って課題点をつめていけたらな、と思います。ぜひ武庫女戦では自信を持ってプレーできるように練習を重ねていきたいです。
次の武庫女大戦も応援に駆けつける
(写真上:応援団もスタンドで声出さずにマスク姿)
▽応援に駆けつけた宮脇健也応援団長の話
応援団としては野球の神京戦と硬式野球リーグ戦1試合に続いての3回目の応援活動だった。次の応援は11月21日の三商戦と、12月のタッチフット武庫女大戦。もしアメフトが勝ち上がれば(有観客の)決勝のみ応援できる。このような練習がなかなか行えない状況でもきちんと(Rooksが)勝ってくれて嬉しい。
了