満月の大きさ…! (4月7日・10月31日) ※画像をクリックすると拡大できます。
2020年10月は月の話題が豊富でした。10月1日は「中秋の名月(十五夜)」翌日2日は「1回目の満月」10月29日は「後の月(十三夜)」そして10月31日は「2回目の満月」 1ヶ月の間に2度満月が見られることを「ブルームーン」というそうですが、珍しいこともあって近年この言葉をよく耳にするようになりました。そしてもう一つ、10月31日の満月は2020年に見られる満月の中で最も地球から遠い満月なんです。つまり今年最も小さく見えた満月ということになります。では最も地球に近づいた満月はいつだったのか? 4月8日が一番大きく見えた満月でした。実際にどれくらい大きさが違うのか、最も近い満月と最も遠い満月を比較してみました。(^^)
最も地球に近い満月 :2020年04月08日 11時35分 地心距離:約357.000km
最も地球から遠い満月:2020年10月31日 23時49分 地心距離:約406.000km
(※地心距離:地球の中心から対象天体の中心までの距離。今回の場合は月の中心までの距離になります。)
約49.000kmの差がありました。参考までに地球1周の距離は約40.000kmです。
2020/04/07 22h50m撮影 (満月:04/08 11h35m)
2020/10/31 23h12m撮影 (満月:10/31 23h49m)
重ねてみると大きさの違いがよくわかります。
視直径は約14%、明るさは約30% 違うんだそうです。 (゜o゜)
(※視直径:天体の見かけの大きさ)
※この企画、2017年にもアップしていました。 来年は…? お天気次第ですネ!(^^)