2月に担当していた工事が終了し、本社へ戻って一息。
そうして3月下旬に新しい工事の担当者になりました。
今回の工事は、昨年の『胆振東部地震の災害復旧工事』。
受注直後より準備を進め、今週に入り本格的に稼働しました。
工事の内容は、厚真町字幌内地区に砂防堰堤を建設する
工事で、工期は来年の3月まで約1年間の工事となっています。
厚真町は当社の本拠地である苫小牧市とむかわ町の隣町
という位置関係で、我が社も例年農業や河川改修工事を
施工するなど、もともと縁の深い地域です。
昨年の地震災害直後から現在に至るまで当社も可能な限り
緊急応急復旧など協力をしてきましたが、新年度となり
本格的に災害復旧工事が発注され始めましたのでこれからは
災害復旧工事の施工という形で協力していきたいと思います。
自分は、地震発生後被害の大きかった地区に入るのは今回が初めてで、
その光景を目の当たりにし、被害の大きさに言葉を失いました。
自分にできることなどわずかかもしれませんが、
まずは周りの災害復旧工事を施工する方々と連携を取り、
地域の方々が少しでも早く元の生活に戻れるよう、
またこれ以上の被害が起こらぬよう自分の担当する
砂防堰堤をしっかり仕上げたいと思います。
現場の写真。
まず着工前。
左右の山肌が見えているところは、すべて地震で崩れた斜面。
写真には写っていませんが、この奥には小規模の土砂ダムが数個・・・。
今は、砂防堰堤の施工に支障のある流木、
倒木の集積作業を進めています。
これからGW休暇を挟み、休暇明けも準備作業を進め、
砂防堰堤本体の施工(掘削)は6月の予定で進めています。
土木部 1330