コガブロ

苫小牧市にある株式会社小金澤組のブログ。

完成

2021-02-28 07:09:38 | 30年災595号外厚真川災害復旧工事2工区 (繰越) 外

完成。

現場作業すべて終了。

重機も搬出。

資機材置場や駐車場、

休憩所として使用した

プレハブ、トイレも搬出。

現場作業を担ってきた

協力業者の方々も一昨日で

各社へ引き上げました。

 

自分は工事半ばを過ぎてからの

参戦でしたが、例年受注している

工事の約倍の工事量があったこの工事。

様々な事情があり、となりで自分の現場

やっているときから目に見える苦労が

痛々しかった現場ですが、

そこはさすが歴戦の猛者の所長と

協力業者の方々の腕と経験で

乗り切りました。

ではでは、恒例の着工前と完成。

工事起点より着工前

完成

工事終点より着工前

完成

道路排水その他排水を川に導く排水工の着工前

完成

いかがでしょうか?

災害復旧と同時に河川改修を

行ったこの工事。

地震災害直後は山の斜面が

崩れて、この川も埋まって川が

せき止められていたそうです。

当時工事中だった業者さんの重機なども

土の中に埋まったこともあったそう。

緊急災害復旧を経て

この工事で災害復旧完了。

厚真川自体の河川改修も終了。

 

ということで、

出来上がった川幅の写真を撮影するために川の中へ。

水深は約10~15㎝。

長靴でも問題ありませんが、

すでに川が流れており、先日の降雨による

増水で、部分的に掘られて深い場所が。

 

自分、カメラマン、装着品長靴。

新人さん、写真撮影手元、装着品胴付き長靴。

(やや胸まで水に入れる長靴付きのアイテム)

撮影予定箇所は5カ所。

降雨の影響で水が濁り、川の底が見えないので

用心しながら撮影を進め、3カ所目。

新人さん、胴付きを着用しているため、

安心感があるのかバシャバシャ川の中を・・・。

直後つまづいたらしく、

『あっ!!』

という叫び声とともに川へダイブ!!

見事に川の中で横になり、

胴付きの上端から川の水が胴付きの中へ。

『冷めてーーーー!!』

そりゃそうでしょうよ。

気温-5℃。

水温は分かりませんが、

川の中は氷も張っています。

防寒長靴で歩いていたって、

足がビリビリするくらい水は冷たいです。

で、水が入るとなかなか起きあがれない胴付き。

しばらく水の中でもがき、

他のみんなに『早く上がれ』って怒られ、

ようやく起き上がったら、

胴付きの中、膝のあたりまで水を

取り込んでしまったらしく、

冷たくて立ちすくむ彼。

『早く着替えてこい』って怒られ、

その後、着替えてきましたが、

濡れた胴付きと防寒着を翌日以降も車の中に放置。

『洗わねーのか』って

またみんなに怒られてました。

自業自得的な部分もありますが、

被害に合いながら怒られ続ける新人さん。

新人さんあるあるですが、

見ていて気の毒になるときも・・・。

 

そんなこんなで、計測作業もすべて終了。

工事検査へ向け書類も最後のとりまとめ。

 

きれいな現場に見合うきれいな書類

作って検査に臨みたいと思います。

 

 

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暖→雨→雪→暖

2021-02-20 14:09:33 | シュルク沢川災害関連緊急砂防工事(繰越)

月曜日

+7℃曇りのち雨

火曜日

+3℃雨のち曇り 前日からの総降雨量約50㎜・・・

水曜日

-2℃雪のち晴れ 積雪約3㎝。

木曜日

+1℃雪のち曇り 積雪約5㎝

金曜日

+3℃雪のち晴れ 積雪約15㎝

 

間もなく完成だというのに、

2月なのに50㎜という予想外の降雨、

結果冬なのに、雨で現場中止。

被害も若干ですがありました。

 

翌日からはうって変わって雪。

けど、暖かいのでそのほとんどが

日中で消えてしまうという状況。

消えるということは、

融けて水になっているということ。

 

この仕上げの最中に

何の嫌がらせかと思うほど

べちゃべちゃ・・・

 

まぁ、天気に文句言ってもしゃーないので、

やるしかないのですが。

 

現場は、先日追加になった

堤防の砂利敷きの作業中。

この作業も月曜日で終了。

同時にあちこちの仕上げと、

工事で使用した資機材の撤去搬出も進めていて、

予定通り来週一杯で本工事終了。

その間発注者と会社の最終の現場検査も受けて、

『工事完成』。

 

一息つく暇もなく、

書類を取りまとめて、

3月中旬には竣工検査。

竣工検査終了まで忙しい

日々が続きそう。

 

昨日は、『シュルク沢2工区』の

竣工検査が行われ、無事

引き渡しを終了しました。

自分の担当した工事を含め約2年。

また一つ災害復旧工事終了。

 

毎年この時期は検査ラッシュ。

1月は1件。

今月は全部で4件。

来月はこの現場を含め2件。

ようやく今年度の仕事が

すべて終わることとなります。

 

すべて終わったら、

有給申請してみようと思います。

 

土木部 1330

 

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護岸おわり

2021-02-13 05:36:40 | 30年災595号外厚真川災害復旧工事2工区 (繰越) 外

相変わらず朝の冷え込みが続いています。

『樹氷』ならぬ『草氷』。

でも、日中は気温が上がり、

昨日は+5℃くらいまで上がったようです。

寒い寒いと言っときながら、

暖かくなるとそれはそれで問題。

 

暖かくなると当然雪や氷は融けます。

で、融けた雪や氷は水となり、どこかに流れます。

一気に気温が上がると融ける量も増え、

ということは水の量も増えます。

流れ出す量にもよりますが、

あまり多いと、大雨が降ったのと

同じ結果となり、あちこちに水の流れる

筋ができたりして土の部分をえぐります。

水害を防ぐ護岸を施工している現場なので、

造った現場の機能が損なわれることは

ありませんが、見た目が・・・

 

なので、気温は徐々に上がってほしいものですが、

天気予報で、

「明日は4月中旬並みの暖かさで、雨の量が多くなるでしょう」

な~んて言われたらちょっとゾッとします。

 

さて、最後の護岸。

橋の下は前回同様すべて人力。

1個約60㎏のブロック。

橋の下だけで約250個。

汗だく

いつもの通り職人さんが設置してくれているので

自分は背後で写真撮りながら応援に専念。

 

隙間が空いた部分はコンクリートを打設。

 

完成

これで最後までブロックがつながりました。

約12,000m2、72,000個のブロック設置完了。

 

工事自体の進捗も95%を越え、

残るは最後の仕上げ。

 

天候の大きな崩れさえなければ、

2月中での工事完成も間違いない

というところまで来ました。

 

もう一息。

頑張ります。

 

土木部 1330

 

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極寒

2021-02-06 06:29:15 | 30年災595号外厚真川災害復旧工事2工区 (繰越) 外

最低気温-22℃。

まぁまぁ、冬だしそんなこともあるさ。

 

しかし同日、最高気温-9℃・・・。

さらに雪がちらつき、

風が吹き・・・

ようするに

『極寒』

ちょっと寒すぎ。

 

翌日、翌々日と最高気温は-5℃まで

上昇したものの、最低気温はほぼ変わらずで、

重機のエンジンまでかからなくなる始末。

 

川も結氷。

毛嵐

 

冬の寒さを満喫?しながら、

最後の護岸工を攻め続けています。

来週には施工中の護岸が完了し、

検査を受けた後、施工のために

川を締め切っていた大型土のうを

撤去して完全開放予定。

工事の完成も見えてきました。

 

そんな終盤戦、

あちこちで仕上げの作業を

するために我々の測量の出番。

といっても、

自分はあーだこーだ言うだけで、

新人の彼に丸投げ。

結果

所長以下6名のおじ様たちの

『測量待ち』

プレッシャーを存分に受け

彼が見えません。

 

ちょっと位置を変えて・・・

いました。

おじ様たちに囲まれて

見えませんでした。

毎日、必死に測量しています。

 

当然自分も新人の時はそうでしたが、

打合せしても何を言ってるのか

理解できない時もありますし、

作業の邪魔にならないよう、

また丁張待ちにならないように

タイミングも難しいところです。

たぶん、毎日が憂鬱だと思いますが、

経験することでしか覚えれない

ことも沢山あります。

 

ということで、おじ様たちの愛情を

たっぷり受けて成長あるのみ。

 

土木部 1330

 

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