先日強度が確認できたとお知らせした
砂防ソイルセメント。
今週月曜日より施工開始。
まず製造プラントで、現場で採取した崩落土と
砂利をプラントに投入。
(重機が投入しているのが砂利、右側の黒っぽいのが崩落土)
砂利と崩落土を既定の混合比でプラント内部へ
ベルトコンベアで投入。
プラント内部でこれも規定量のセメントと水を投入し
内部で撹拌混合、終わったものがまたもやベルトコンベアで
排出されてきます。
手前と奥のベルトコンベアで運ばれている物の色が
違うのが分かるでしょうか?
手前は土と砂利のみなので黒っぽく、奥のベルトコンベアは
セメントも混ざっているので若干白っぽくなっています。
アップはこちら。
で、排出された盛土材をダンプで盛土場まで運搬し盛土作業。
盛土は小さな油圧ショベルと端部仕上げの人力。
敷均し完了後、重量3.5tと550㎏のローラーで
振動を掛けながら締固め。
締固めも試験施工にて回数が決められています。
しっかり規定回数で締固めて完了。
盛土直後はそうでもないですが、翌日は表面がカチンコチン。
セメントを混ぜた結果です。
これもこの砂防には必要な硬さ。
今後もこの盛土約1.5か月続きます。
どこまで進められるか不確定要素もありますが、
とにかく、完成目指して前進するのみ。
土木部 1330