開始した「ICT」施工。
無線の不具合に悩まされていましたが、
メーカーさんも常駐していろいろ
確認や機器の交換なども行ってもらい
ようやくストレスなく施工が進められる
ようになり、第一段階の施工が完了。
これから施工する鋼矢板の
打込み長さに合わせ階段状に掘削。
単純に段差があるところで鋼矢板の
長さが変わることになります。
鋼矢板の打込みはクレーンを使用しての作業。
当然クレーン能力の限界があるので、
すべての掘削は行わず、クレーンの
届く範囲のみ掘削しながら掘り下がって
いくことになります。
今回は、この繰り返しを4~5回予定。
掘削も完了したので、いよいよ来週
からは鋼矢板打込み作業の準備。
いきなり打込みたいところですが、
何事にも準備が必要。
クレーンはその自重だけでも約75t。
それに機材や鋼矢板を吊り上げると
+7~8tなので、作業中にクレーンが
傾かないように鉄板を敷いて地盤を
養生したり、打込み機材の搬入、
配線・組立、鋼矢板の搬入・現場加工と
打込みまでには数日の準備が必要。
焦らず、万全の準備で作業を進めます。
そんな中、昨日高校生が現場見学に。
何を教えたり見せたりすればいいのか・・・。
時間も限られていますし、せっかく
現場へ来たのならということで
「ICT」体験。
レーザースキャナーでの測量状況を
見て、ICT建機体験試乗。
う~ん。
ICTのすごさを体験する前に
重機の操作に手こずっている・・・。
まあ何事も経験ということで。
現場でもコロナウイルスや緊急事態宣言の
影響をいろいろな形で受けていますが、
これから進学や就職をしなければならない
高校生を前にしますと、極端な話、一生を
左右する決断をしなければならないこの
時期、少しでも彼らの進路が明るく、
開けていることを願います。
土木部 1330
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