(2024.5.14 晴れ渡る裏磐梯の桧原湖畔にて:北塩原村)
5月14日、昨日の雨降りから一転して、きょうは朝からとてもいい天気です。
いま、わたしたちは裏磐梯方面を目指して、まばゆいほどの新緑の中をドライブしています。
磐梯熱海から母成グリーンラインを経て磐梯吾妻レークラインへの途中、新大倉橋の上で車を止めました。これは橋から上流側。
そして、これは下流側です。磐梯山の山頂付近も少しだけ見えています。
ここで注目してしまうのは、何と言ってもこの川の形状です。
この角度からならよく分かるかも知れません。これは魚道といわれるもので「砂防堰堤のスリットタイプ」というものではないかと思います。
いま、土砂崩れのため長らく通行止めが続いていた磐梯吾妻レークラインを通過しています。ここはレークラインの見所のひとつ「中津川渓谷」です。
レークラインの最高地点付近から秋元湖と磐梯山の眺望。
裏磐梯桧原湖畔の道路を走っています。きょうはとても車が少なくて、いつも通過するだけのお気に入りの場所に車を駐めて写真を撮ってみました。
桧原湖は山間の細長い湖ですが、こうしてみるとどうしてどうして、とても大きいです。(桧原湖は日本で27番目に大きな湖)
次に向かったのは、本日わたしが見たかった残雪の飯豊連峰が望める西吾妻スカイバレー。
スカイバレーの見所のひとつ、「東鉢山(とうばちやま)七曲がり」から桧原湖と磐梯山。
視点を変えて、東鉢山七曲がりから少しだけ雪の残る西大巓(にしだいてん)方面。新緑の深い森が綺麗です。
西吾妻スカイバレーからの飯豊連峰です。新潟・山形・福島の3県にまたがる飯豊連峰。南北20キロに連なる2000m級の山並みは、流石に残雪の量もハンパではありません。
峠の頂上付近、ブナ林の新緑がとても綺麗です。
西吾妻スカイバレーを頂上で引き返し、再び桧原湖畔をドライブしています。(桧原大橋と野鳥の森トンネル)
桧原大橋から見えた五色沼を思わせるような瑠璃色の入り江。
荒々しい爆裂火口を見せる裏磐梯。稜線をたどって吹き飛んだ山頂部分を補ってみれば、なるほど磐梯山は3000m級の山だったという説もあながち・・・。
トチノキの花が咲いています。
そのトチノキの下に車を駐めました。ここで“ワイフ君”の希望通り、野に放ってあげることにしました。
年に数回、わたしはこうして活き活きとした“ワイフ君”を眺めるのが大きな楽しみでもあるのです。
“ワイフ君”はワラビやフキを採ってきて食べます。
もちろん、わたしも食べるのですが、“ワイフ君”はどうやら“採る”という行為が好きみたいです。
ですから、年に幾度かこうして野山へ行くことがあります。
今回はワラビが主でした。
お天気に恵まれた緑の世界は、わたしにとってもとてもいい気分転換になりました。
“ワイフ君”は自分で採って自分で食べます。
もちろん、わたしも食べますがそれほどではありません。
いつもは“ワイフ君”がワラビを採っている間、わたしは写真を撮ったりして遊んでいますが、今回はあまりにもワラビが豊富でわたしも採りました。
実際に採ってみて思ったのは、「採る」という行為そのものに快感が有るということでした。
結果、その行為には少なからず中毒性が有り、限りなく繰り返すことになるのだろう・・・と。ハハ
採ることが楽しいのです!!
奥様の少女のような姿を見て微笑むkojiさん
微笑ましいご夫婦の姿です。
私も子供のころから信州の実家の裏の段丘でワラビを採りました。
乗鞍の方には刈るほどあって、幾度も行きましたね。
昨年は桧原村のミツバツツジを見に行き、そこでどっさり採ってきました。
ワラビ採りは始めたら止まらないです~
やはりそうでしたか。
“ワイフ君”とドライブしていると、走る車の中から「あっ、いまワラビがあった。止めて!」という声が度々かかるのです。
きっとこの時期は、車の中からワラビばかり探しているんだろうと思います。
放っておくと、そのままどんどん姿が見えないところまで行ってしまうので、こうして時折徹底して満足できるように“野に放つ”機会を設けているのです。