しばらく前から・・・そう、もう１カ月以上になるでしょうか。右肘にある出っ張った骨のところが痛くて、＜これはお医者様に見てもらわなければいけないかなあ・・・＞と、思っていたんです。
そして、２週間前ぐらいでしょうか。今度は右手首の内側に、ポコンとした出っ張りが出てきたんです。触ってみると固くて骨が出っ張ってきたような、そんな感じなんです。ただ、特段痛みがあるわけではないので、放っておいたのです。
そして先週のことです。蕎麦粉をこねていたときのことです。そば粉を丸い塊にして、力を入れてこね始めたんです。するとだんだん手首の出っ張りが痛くなってきて、これはヤバイぞ！と思えてきたんです。蕎麦粉を半端で止めるわけにもいかず、我慢してとりあえず仕上げたんです。その後、出っ張りが横に広がり始め、手の平をパッと思いっきり開くと痛みや痺れを感じるようになってきたんです。
そこで、きょうはお医者さんへ行ったんです。
「ガンとかではないと思うけど、針を刺してみていいですか」
出っ張りが骨だと思っていたわたしは、針なんか刺せるんだろうかと思ったのだけれど、以前この先生に見ていただいたとき、勝手な思い込みで恥ずかしい思いをしたので、今はこの先生を全面的に信頼しているんです。
「いいですよ」
＜組織を取って調べるのかな・・・＞
少し痛いですよと言いながら、先生は中ぐらいの大きさの注射器をとって、出っ張りにブスッと一刺ししたんです。
「出てこないなあ・・・」
今度は位置を少し変えて、ブスッ。針を引き抜くと出っ張りからドロッとした液体が少し出てきました。先生が指で出っ張りを押すと、ゼリーのような液体が手首の上ににゅるにゅるっと出てきました。
「これは、ガングリオンです」
「ガングリオン？」
「何か作業をしましたか？」
まあ、手を使う作業はいろいろとしてはいるのです。大工仕事をしたり、先週は蕎麦打ちの真似事もしたし・・・。そんなことを契機にして、こんな風に液体が溜まることがあるのだそうです。
「後はこのまま放っておいても大丈夫でしょう」
ヒジの方も触ったり押したりして診てくださり、こちらも様子を見て欲しいということで事なきを得ました。ヒジと手首が悪くて、自転車に乗れなくなったらどうしようと思ったのですが、一応これで安心出来ました。
家に帰って、“ワイフ君”にこのことを話してあげると
「エヴァンゲリオン？」
きっとそう言うだろうと思っていたんです。まあ、笑い話で済んで良かったですけれどね。
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２０歳前から築地のガンセンターのお世話になり，死亡率２パーセント台を無事クリア。子供ははなから考慮外。というところで，え，今さら，何，このしこり？ でした。
年２回のガンセンターでの受診。
結論ガングリオンで，再発ではなかったですが，再発だったら，九州に住みながら，築地のガンセンターに奥さん入院させてとか。
感謝の気持ち，大事ですー。
体の異常というのは、自分ではなかなかいい方には考えられないですよね。ガングリオンなんて、全く知りませんでしたから、もはやオレの人生もここまでか・・・なんて思いました。ですから、先生からガングリオンだと聞かされたとき、どんなにホッとしたか知れません。
ガングリオンは特に女性の方に多いそうですが、この病院での一件を聞いた娘が、『わたしにもある』と手を差し出しました。うーん、そうなのかもしれないけど・・・、きっとそうなんでしょうね。
人間、何事も無いのは奇跡に近いことです。健康でいられることには本当に感謝しなくてはいけませんね。
まあ，それで，私の場合昨年の手術と相成った訳ででしたが。お互い，若くはないので，身体の奥からの声に耳を傾けつつ，いろいろと楽しみましょう。^^;
ネットで調べてみると、もう出るわ出るわ。
心配しているなら、診てもらってサッパリした方が精神的にはいいのでしょうが、悪い方にばかり考え及ぶものですから、ついつい行きたく無くなっちゃうんですよね。まあ、結果が悪く出たからといって、それだったら尚のこと早いほうがいいんでうからね。弱カスなんでしょうね。
でも、『なーんだそんなことだったのか」と分かったとの気持ちのいいことったらありません。“なでら男さん”のおっしゃるように、何があっても不思議じゃない年齢になっていますから、少しでもいい状態で楽しく過ごせるように気をつけることにいたします。