2月22日、きょうはとても暖かい日になって、しかも安達太良もとてもよく見えています。ちかごろは、寒さに注意してすっかり家に籠もりきりになっていましたから、きょうは長靴を履いてリハビリ農道散歩に出てみました。じつは、昨日も家から出て2キロちょっとの距離を散歩してみたのです。思ったよりも全然気持ちよく歩けなくて、何とか調子が戻ったように思ったのはお仕舞いの5、6百メートルぐらいでした。
家に籠もってばかりいると、体が「歩き方を忘れる」のだと思いました。筋肉は十分すぎるほどついていると思うのですが、上手にコントロール出来なくて十分に生かしきれていないように感じます。真っ直ぐに歩くことさえ簡単じゃないし、同じリズム同じ歩幅で歩くことも難しい。歩くというのは家の中でエアロバイクを漕ぐのともまた違うのです。
こうして昨日に続いて散歩をしてみると、いくらかは感覚が戻ってくるような気がします。歩くときは「上手な歩行」が出来るように、「かかとから足をついて、つま先で地面をけるようにして」と、一歩一歩考えながら歩いています。上手に歩けているように見せかけるためには、常に歩いていないと体がその歩き方を忘れてしまうんですね。
きょうはコースの途中を走ってみました。上の写真の赤くなっている部分が走ったところです。赤くなっている部分を帰りに歩いて上書きしてしまったので大部分の赤が下に隠れてしまいましたが、きょうは歩くのより上手に走れました。自分でもうれしくなるぐらい自然にいい感じで走れたんです。家に戻ってから“ワイフ君”にそう報告したら「そいじゃ、ずっと走ってたら」って言われちゃいました。「オイオイ」
まあ、何でもない人は毎回そんな話しにつき合ってはいられないですけれどね。
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なにしろ、日常の中で床に座っている状態から立ち上がることさえ、簡単ではなくてもどかしい思いをするのです。
両足で立っているだけでも、麻痺の出た方の脚は常に真っ直ぐに伸ばしていることを意識してやらないと、がくっと崩れてしまいそうになるのです。
入院中のリハビリが順調でしたから、わたしはこの麻痺を克服することを意外と簡単なことに考えていたようです。
これは“ワイフ君”のいうように絶対に克服出来ない(元のようには戻れない)ことだと、ここにきてようやく考える(思い知る)ようになりました。
ただ、いくらかずつ改善はしていくはずだという望みを捨てたわけではありませんのでご安心下さい。まだまだ頑張りますよ。
たぶん今が、イラつきの波を冷静に受け止めるべき時なのでしょう。
そんなことが簡単にできるなら、だれでも聖人なっていますよね。
「行雲流水」私の好きな言葉ですが、困ったとき、人はなぜか無意識に空を見上げるんだそうです。
立ち止まって、空を見上げ深呼吸はいかがでしょう
日々の調子には自分でもイヤになるぐらいのムラがありますが、これが今後少しずつ安定してきてくれると信じながらリハビリを続けていこうと思っています。
「行雲流水」その通りですね。努力に必ずしもいい結果が着いてくるとは限らないということを冷静に受け止めながら、焦らずに長期戦で臨む心構えが必要だったんですね。ありがとうございます。
せっかくの休みだったので、自転車に乗りたかったところですが、
ヘタレな私は、こたつに入ってダラダラと1日過ごしてしまいました (^_^;
血圧が高い方は、こんなときに注意が必要ですね。もちろん私も含めてですが・・・。
もうちょっとスキーをしたい気持ちと、早く暖かくなって自転車に乗りたい気持ちが、
半々といった感じの今日この頃です。
無理しないで、ご自分のペースでリハビリに取り組んで下さいね。
少し暖かい日には、道行くローディさんたちを結構見かけるようになってきました。もうみんな待ちきれなくなっているんですね。
わたしも、ここにきて思うようにリハビリの進まないこの頃に少しイライラしているのかも知れません。焦らずゆったりしたペースでことを進めるって難しいです。
ありがとうございます。マイペースですよね。