(2009.6.15 1:51pm)
6月15日(月曜日)は、“自転車乗り”にとっては本当に申し分のない天気でした。緑の濃くなってきた田んぼ、そして安達太良、青空、白い雲。でも休暇のわたしは自転車には乗らないのです。
じつは、東京で生活している一番上の娘が、親友の結婚披露宴におよばれしたということで、久々に帰ってきたのです。もうオヤジは手放しで嬉しいわけです。そこで、披露宴会場のホテルまでの送迎はもちろん、あちこちと連れ回したくて仕方がないのですが、当の娘にしてみれば、久々に我が家に帰ってきたのですから、何もしないでのんびりと平和な時間を過ごしたいだけなんです。
まあ、思えば無理のない話ではあります。せっかく我が家に帰ってきたのにあちこち連れ回されていたのでは、鋭気を養うどころか疲れに来たようなものになってしまいます。それが分かったオヤジは、パタパタする気持ちをじっとこらえていたのですが、娘と“ワイフ君”の間で出来あがった“さくらんぼ狩り”の計画に、もう待っていたとばかりに二つ返事でシッポを振るのでした。向かったところは麓山(羽山)のふもと二本松市戸沢の羽山高原果樹団地。
少し早いかなと思ったのですが、『佐藤錦』はちょうど食べ頃で、赤いプリプリの皮を突き破って出てくる甘くて濃い果汁が口いっぱいに広がります。この何とも言えないおいしさは、やはり食べたいと目を付けた実を、自分の手でもぎ取って食べるというところから来るのでしょうか。CDを聞くのと、コンサートに行くぐらいの違いがあるのかも知れません。
他には『ダークチェリー(アメリカンチェリー?)』のような黒い実のなる木もあって、こちらも糖分で唇がべたべたになるほど甘い実がなっていました。おいしいモノを食べるときはみんないい顔をしています。わたしはもう満足満足、お腹がいっぱいです。
帰り道、夏色の景色に思わず車を停めました。なんだか松岡直也『夏の旅』のアルバムジャケットを連想してしまいました。
Higasano Kifujin
梅雨時にあってなお、この上ない上天気。自転車に乗らないわたし。だけど、例えようのない幸福感と満足感があります。まだ少し痛みの残る右手首を除いては・・・。
そして娘が帰った今は、自転車に乗れる時間はたっぷりあるのですが、外は静かに雨が降っています、ああ・・・。
近くにもいい所が多いのですがね
“玉井人ひろたさん”のおっしゃるように、どうしても遠くをありがたがる傾向にあるようです。近くでまだ見ていないところは山ほどあるんですけれどね。
早く治れば、良いですよね~
また、走りましょう!
ENDLESS HIDE
いやというほど伝わってきます。
時には自転車どころではない時もありますよね。
久しぶりの親子の会話。
思う存分楽しんでくださいませ。
夏休み最後の今日は“ワイフ君”を連れて芦野石の美術館、道の駅東山道伊王野、黒羽城址公園、なかがわ水遊園、馬頭広重美術館と単独ブルベのコースを回ってきました。
やっぱし、仲の良い家族はいいですねえ~。ほほえましい家族を見るとなんだか、癒されるのです~。
さくらんぼ、美味しそうですね。二本松にあるのですか? 我が家の坊主もサクランボ大好き人間なので、行きたくって仕方がないようですが、僕の仕事の関係で中々連れて行けません、、、
さくらんぼ狩りって、一時間いくら位なものなのでしょうか?
松岡直也、、、なんと懐かしい!! kojiさんもお好きなのですか?? 僕も大好きでした、、、が、最近聞いてませんでした、、、 アルバムのイラスト、、、最高のシチュエーションですね。日本の夏。
いいなあ~。日本の田舎の夏、もうすぐですね。はやく会いたいなあ~
今回わたし達がさくらんぼ狩りに行ったのは、旧東和町です。麓山のふもとに果樹農家が何軒かあるのです。今年は雨が少なかったせいか、サクランボはとても甘いのだそうです。料金は40分で1,450円だったかな。本場山形では1時間1。000円なんていうところもあるようですが、もっとゆっくり食べたいと思いますが、まあこれでもお腹いっぱい食べられました。
このアルバムのジャケットのボンネットバスから降りたった日傘をさした和服の婦人が、1曲目の“日傘の貴婦人”という訳なのでしょうね。