休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

こないだの安達太良

2009年06月18日 | 四季の安達太良

(2009.6.15 1:51pm)

6月15日(月曜日)は、“自転車乗り”にとっては本当に申し分のない天気でした。緑の濃くなってきた田んぼ、そして安達太良、青空、白い雲。でも休暇のわたしは自転車には乗らないのです。

じつは、東京で生活している一番上の娘が、親友の結婚披露宴におよばれしたということで、久々に帰ってきたのです。もうオヤジは手放しで嬉しいわけです。そこで、披露宴会場のホテルまでの送迎はもちろん、あちこちと連れ回したくて仕方がないのですが、当の娘にしてみれば、久々に我が家に帰ってきたのですから、何もしないでのんびりと平和な時間を過ごしたいだけなんです。



まあ、思えば無理のない話ではあります。せっかく我が家に帰ってきたのにあちこち連れ回されていたのでは、鋭気を養うどころか疲れに来たようなものになってしまいます。それが分かったオヤジは、パタパタする気持ちをじっとこらえていたのですが、娘と“ワイフ君”の間で出来あがった“さくらんぼ狩り”の計画に、もう待っていたとばかりに二つ返事でシッポを振るのでした。向かったところは麓山(羽山)のふもと二本松市戸沢の羽山高原果樹団地。



少し早いかなと思ったのですが、『佐藤錦』はちょうど食べ頃で、赤いプリプリの皮を突き破って出てくる甘くて濃い果汁が口いっぱいに広がります。この何とも言えないおいしさは、やはり食べたいと目を付けた実を、自分の手でもぎ取って食べるというところから来るのでしょうか。CDを聞くのと、コンサートに行くぐらいの違いがあるのかも知れません。



他には『ダークチェリー(アメリカンチェリー?)』のような黒い実のなる木もあって、こちらも糖分で唇がべたべたになるほど甘い実がなっていました。おいしいモノを食べるときはみんないい顔をしています。わたしはもう満足満足、お腹がいっぱいです。



帰り道、夏色の景色に思わず車を停めました。なんだか松岡直也『夏の旅』のアルバムジャケットを連想してしまいました。

Higasano Kifujin

梅雨時にあってなお、この上ない上天気。自転車に乗らないわたし。だけど、例えようのない幸福感と満足感があります。まだ少し痛みの残る右手首を除いては・・・。

そして娘が帰った今は、自転車に乗れる時間はたっぷりあるのですが、外は静かに雨が降っています、ああ・・・。



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さくらんぼ (玉井人ひろた)
2009-06-18 11:44:23
ちょっとそこまでのドライブといのは時間に余裕があり気楽で私は大好きなんですが、妻などは遠くに行きたいようです。
近くにもいい所が多いのですがね
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“玉井人ひろたさん” (koji)
2009-06-18 12:24:49
わたしは性格上、キッチリ計画されたドライブは好きじゃありません。どっか一つメインを決めたら、思いのまま案内板のままにあちらこちらと見て歩くのが好きです。まあ、後で帰ってからすぐ近くに見所があったなんていうこともありますが、次はそこをめがけて行っちゃいます。
“玉井人ひろたさん”のおっしゃるように、どうしても遠くをありがたがる傾向にあるようです。近くでまだ見ていないところは山ほどあるんですけれどね。
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Unknown (HIDE)
2009-06-19 19:53:31
右手首は、まだ痛むのでしょうか?
早く治れば、良いですよね~
また、走りましょう!

ENDLESS HIDE
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夏の景色 (へばな)
2009-06-19 20:38:08
帰り道の「夏の景色」がいいですね~。 こんな坂道を、自転車で走ってみたくなりました
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サクランボ (ピナ男)
2009-06-19 20:39:05
娘さんがかわいくて仕方がないのが
いやというほど伝わってきます。
時には自転車どころではない時もありますよね。
久しぶりの親子の会話。
思う存分楽しんでくださいませ。
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“HIDEさん” (koji)
2009-06-19 20:43:55
ご心配おかけしました。額はぶつけたところが少し盛り上がったままです。さわると少し痛いです。痛めた右手は親指の付け根と手首に少し痛みがあります。でも良くなってきていることは間違いありませんのでご安心下さい。万が一のときは例の整形のお医者さんがいます。あの方は名医ですので、安心して見ていただけます。でも、今回の痛みも骨折とかの痛みでは無いようなので「レントゲンを・・・」なんて言ったら笑われそうです。“HIDEさん”またご一緒しましょうね。
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“へばなさん” (koji)
2009-06-19 21:05:25
わたしの住むところの近くには、まだまだこんな未舗装で山里を思わせるような、いいところが沢山残っています。なんだか夏らしくて、本当に松岡直也『夏の旅』の“日傘の貴婦人”なんかが流れてきそうな天気でした。
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“ピナ男さん” (koji)
2009-06-19 21:13:12
娘は速度の早い台風のように去っていきました。そしてまた一年、こんな景色とは縁のない東京砂漠で過ごすのでしょう。本当に東京の水があっているんならいいのですけれどね・・・。
夏休み最後の今日は“ワイフ君”を連れて芦野石の美術館、道の駅東山道伊王野、黒羽城址公園、なかがわ水遊園、馬頭広重美術館と単独ブルベのコースを回ってきました。
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帰郷 (mattoshi)
2009-06-21 21:28:26
お嬢様の帰郷、よかったですね~。kojiさんの嬉しい様、なんだかホッとする気持ちです、、、なんでだろ?
やっぱし、仲の良い家族はいいですねえ~。ほほえましい家族を見るとなんだか、癒されるのです~。
さくらんぼ、美味しそうですね。二本松にあるのですか? 我が家の坊主もサクランボ大好き人間なので、行きたくって仕方がないようですが、僕の仕事の関係で中々連れて行けません、、、
さくらんぼ狩りって、一時間いくら位なものなのでしょうか?

松岡直也、、、なんと懐かしい!! kojiさんもお好きなのですか?? 僕も大好きでした、、、が、最近聞いてませんでした、、、 アルバムのイラスト、、、最高のシチュエーションですね。日本の夏。
いいなあ~。日本の田舎の夏、もうすぐですね。はやく会いたいなあ~ 
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“mattoshiさん” (koji)
2009-06-21 21:51:37
娘が帰ってくるっていっても、一年に一度ぐらいのものなんです。ですからこちらは首を長くして待っているという訳なんです。
今回わたし達がさくらんぼ狩りに行ったのは、旧東和町です。麓山のふもとに果樹農家が何軒かあるのです。今年は雨が少なかったせいか、サクランボはとても甘いのだそうです。料金は40分で1,450円だったかな。本場山形では1時間1。000円なんていうところもあるようですが、もっとゆっくり食べたいと思いますが、まあこれでもお腹いっぱい食べられました。
このアルバムのジャケットのボンネットバスから降りたった日傘をさした和服の婦人が、1曲目の“日傘の貴婦人”という訳なのでしょうね。
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