(2018.5.23 仙台大観音:宮城県仙台市泉区実沢)
5月23日午前4時15分の朝焼け。きょうはこれから仙台方面へ観光なんです。雨の予報はあるのですが、今夜から明日の朝にかけてなので行動には直接支障が無さそうでホッとしました。
東北自動車道を利用してまずやって来たのは伊達政宗の霊屋“瑞鳳殿(ずいほうでん)”。駐車場からずっと坂道と階段が続いていて、“ジジババツアー御一行様”にはちょっと応えます。ハハ
5名中3名は見たことが有るのですが、きょうは残りの2名のために特別見学といたしました。
(唐門の後ろが瑞鳳殿)
『“瑞鳳殿”は昭和6年(1931年)に国宝に指定されましたが、昭和20年(1945年)戦災により消失。昭和54年(1979年)に再建されました』とあります。そして、『本殿の扉は普段閉ざされており、正宗の命日の5月24日、新年の拝礼式など特別な場合に御開帳されます』と結んであります。
「じゃ、あしたが御開帳の日なんだ!」
ホラホラ、勉強しとけばよかったなあ。前後賞ってないんだろうな。ちょっとガックシ・・・。
この絢爛豪華な瑞鳳殿、わたしと“ワイフ君”が訪れたのは今から12年前の2006年8月でした。ですからそのほとんどは覚えていました。“ワイフ君”など副葬品の黄金のブローチや鉛筆まで記憶していたのにはちょっと驚きました。
仙台市内を北へ抜けて、次にやって来たのは仙台市泉区の“仙台大観音”。道路からヌッと突き出た異様な大きさにはちょっと感激です。ゴジラやウルトラマンが出たときってこんな感じなんでしょうね。
この“仙台天道白衣大観音”の高さは100mあるのだそうです。
「トックリ持ってるね」
それは徳利じゃなくて水瓶。『萬徳の知恵の水を蓄え、私たちに注ぎ、知恵をお授け下さいます』
さあ、それでは観音様の胎内へ入らせていただきましょう。
内部はこのような構造になっているのだそうです。
これと同じ光景をどっかで見たことが有るような気がするんです・・・思い出せない。エレベーターで最上階にへ。
ここは地上から68m。展望窓から見える市街地はこんなふうです。先ほど通ってきた道が見えています。
観音様の胎内を上から見下ろしてビックリ!これはスゴイです。高所恐怖症ぎみの人が若干、あんまり下は覗かない方がいいよ。
なにしろ“ジジババツアー御一行様”ですから108体あるという胎内仏を見ながら階段で降りるのはとても無理。最上階から2階下の下りエレベータへ。
このあと、本当は定義如来(西方寺)へ行く段取りをしていたのですがとても無理。ここから秋保温泉の宿へ直行することにしました。なにしろ“ジジババツアー御一行様”ですから。
今夜のお宿は“櫻離宮”というホテル瑞鳳の別館。
(後方がホテル瑞鳳本館)
早めに宿についてくつろぐ面々。
わたしはちょっと室内を物色中。このベッドルームは〇〇さん達へ提供しよう。
この先は洗面室とシャワールームと浴室・・・。
内風呂のほかに源泉掛け流しの露天風呂がついておりました。ちかごろこういった部屋が多くなってきたような気がします。
食事の後は本館の大浴場へ向かいます。
驚くことに本館への連絡通路が動く歩道になっていました。
これは初めての経験。こんな風にして第一日目は過ぎていきました・・・。
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それにしても、大きいですね!
一度まじかに見てみたいものです(^^)v
・お宿も、かなりすばらしいお宿ですね~。奮発しましたね(^^)v
牛久の大仏は120mといいますから、それより20mほど低くなりますが、驚くほどでかいです。
宿の写真は出来るだけ多くしました。一番上の娘が『よーく見せろ』というものですから。このブログは離れた家族間のツールにもなっているんです。離れた娘達に母ちゃんと父ちゃんの日頃の行動が分かるように、そしてわが家の様子が分かるように。
こんな贅沢な宿には泊まったことがありませんでした。豊かでないわが家ですから高かったら泊まるはずがございません。インターネット予約で安かったんです。
たしかに,ウルトラマンが出てくると,こんな感じに見えるんでしょうね。
秋保温泉はもうずいぶんと行ってませんが,まだ結構な盛況なんでしょうね。客足の減った温泉街って,年老いたかつての売れっ子芸妓みたいなイメージで寂しい限りですよね。
しかし、初めての私たちには十分な驚きがありました。外観の大きさは勿論ですが、その内部を上から見下ろしてときは壮観でした。奈落の底まで続くと思われる暗い空間に、回廊に連なった豆電球?の明かりが綺麗でした。
大きさでは牛久の大仏に20mほど及びませんが、高台に立っているのでひときは大きく見えたりします。
秋保温泉は初めてでした。大きなホテルがポツンポツンとありました。ネット予約の格安お宿はよかったのですが、お湯が素直すぎて、イオウの香りが好きなわたしとしては今ひとつ物足りなかったです。