阪神の最終試合をテレビで見ている。相手は中日。
この試合に阪神が勝てば、すでに今シーズンの全試合を終了している広島カープは、阪神に抜かれてセ・リーグ第四位となり、CS(クライマックス・シリーズ)に出場できない。:Bクラス入りである。やきもきしながら観るが、ついに阪神の勝利に終わる。残念。
今日、つまり阪神勝利の翌日、広島カープ・緒方監督退団の記者会見。指揮官としては責任の取り方として、当然のことかと思う。勝利こそ正義の世界である。
といいつつ、先日のワールドカップ・ラグビーの「ノーサイド」思想への共鳴を感じる自分の中の矛盾する考えと感情をもてあましている。必勝が大前提のスポーツ一般の中にあって、ノーサイドという勝敗にこだわらない行為が見せる爽やかさが際立つのであろうと理屈をつけてみるのだが、どうも言い訳がましい
いろいろと矛盾を抱え込んでいるのも人間ということか……。