一番近いバス停へ下る道に、信号のない横断歩道が3つある。
以前あった大きな建物が移転した後、車通りはめっきり減ったが、月2回、通学時間帯に、そのうち2つの横断歩道で大人が2人ずつ立っている。
ちょうど通勤時間に重なるので、当番の人たちが立っている時間帯にいつも通りすぎることになる。
1つ目の横断歩道は、高齢の男性1人と、中年女性1人(ちょうど誰か小学生の子の保護者かな?)が立っている。
横断歩道を渡る子どもの進路をふさがないように、子どもがいようがいまいが 旗持ちの人たちを大きく避けて通ろうとしても、
「「おはようございまーす!」」
二人とも元気にあいさつをしてくれる。
子どもたちだけにあいさつ&見守りだと思っていたので初めは驚いたが、最近はもう慣れて、避けずに普通に通りつつあいさつをするようになった。
2つ目の横断歩道は、高齢女性1人と、中年女性1人が立っている。
高齢女性Aさんは、私が小学校の時の友人のご近所さんなので顔見知り。
なので、私が通ると
「あ、由布ちゃん。暑いねー、いってらっしゃい」
と話し掛けてくれる。
問題はもう1人の方の女性。
恐らく立ち始める時間は決まっていると思うのだが、時々遅れて来ている。
そして、ずっとおしゃべりをやめない。
Aさんが私に声をかけている時もしゃべるのをやめない。
ま、私は別にいいのだけど、と思っていたが、
小学生の子どもたちを渡らせている時でも、ず―――――っとしゃべり続けている。
こういうの好きじゃないんだよなー。
お店の人とかでも、せめて客が近くにいるんだからそんな大声でしゃべるなよ!っていうのと同じ状態。
朝、1つ目の横断歩道で気分爽快になり、2つ目の横断歩道で少しげんなりする。
あいさつで、こんなに気分が変わるのだと、痛感する今日この頃だった。