2021年になりました。
年明けて二週間近く経ちましたが、おめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で恐怖に慄いた一年でした。
1月に中国・武漢で発生した新型コロナウイルスのニュースが報じられると、
『外国人観光客が多く訪れる我が県に感染者が出るのは時間の問題だ』と
早くから危機感を持ち、緊急事態宣言発出前から遠出・外出を減らした。
そして、いろいろなことを考えた。
好きな時に行きたい所へ行けて、会いたい時に友人と会える。
そんな “自由” が “普通” で “当たり前” だった。
自粛生活を経験し、変わらない当たり前などないこと、
制限のない自由な生活がありがたいことだったのだと痛感した。
今やっている感染対策で守れているのか分からない。
症状が出ないから、知らないうちに感染しているかもしれない。
自分も、相手も、絶対大丈夫という確証はない。
何をどう信じていいのかわからない、そんな怖さ。
見えないものから身を守る術の難しさに頭を抱えた。
すぐに終息するとは思っていなかったが、ここまで世界中に感染が広がり
混乱を極めることになるとは思わなかった。
1年を経て少しずつ対処法も学んできた。
それなのに感染者は減るどころか、緊急事態宣言が再び出るほどに増える一方。
真面目にstay homeして我慢してるのに報われない。
これ以上、感染をひろげないために
友人たちと笑ってまた会えるように
また自由に行動出来るように、
決して軽んじることなく、過剰に怯えず、正しく恐れながら
いま、ひとりひとりができることを。