ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート63 3万年前の航海実験からグレートジャーニー航海実験へ」の紹介

2021-03-24 17:55:01 | 日本民族起源論
 はてなブログに「縄文ノート63 3万年前の航海実験からグレートジャーニー航海実験へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 2021年3月21日のBSフジのガリレオX第238回「自然物を手掛かりとするナビゲーション技術の科学」では、2019年7月24日にNHKクローズアップ現代の「独占密着!3万年前の大航海 日本人のルーツに迫る」などで紹介された台湾~沖縄の渡海実験が再び紹介されていました。
 この国立科学博物館主催の海部陽介氏が中心となった2013~2019年の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」について、私は2019年12月5日のレジュメ「『无間勝間(まなしかつま:丸木舟準構造)船』『打羽(うちわ)帆船』『魏使船』考」などで草船による航海実験(2016年)を批判しましたが、その後、竹舟や丸木舟による渡海実験が行われており、私の稲作起源論、日本語起源論、日本列島人起源論も進みましたので、再度、この「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」を検証しました。
 古代のスサノオ・大国主一族の「海部(あまべ)」の末裔かもしれない海部(かいふ)氏らの「旧石器人海人族説」や「再現実験」は高く評価したいと思いますが、東南アジアからの「黒潮ルート」仮説を外した仮説実験や、人類の経験則や物理法則を無視した「竹筏説」を外した「草船・竹舟・丸木舟」仮説、網代帆による風力利用の可能性を排除した手漕ぎ舟人力移動仮説、風況を無視した航路再現実験、移住実験ではなく単なる移動実験、DNA・言語・宗教・民俗などを無視した台湾人・中国人ルーツ説など、間違いだらけの「3万年前の航海実験」と言わざるをえません。
 海部氏らはアフリカからの「海の道・海辺の道」の全グレートジャーニー航海実験に乗り出して欲しいと期待しています。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」では、対馬・壱岐をルーツとした海人族のスサノオ・大国主一族のルーツが朝鮮半島なのか、それとも南方なのか、是非、考えてみていただければと考えます。雛元昌弘

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□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/


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