ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート55 マザーイネのルーツはパンゲア大陸」の紹介

2021-02-11 23:26:33 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート55 マザーイネのルーツはパンゲア大陸」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 2014年6月に縄文社会研究会に向けて書いたレジュメ「『人類の旅』と『縄文農耕』、『3大穀物単一起源説』」を「縄文ノート25」としてアップし、そこでは「3大穀物などイネ科のマザーイネのルーツはパンゲア大陸」という仮説を提案しましたが、それを証明する新たなデータが見つかりましたので、紹介いたします。
 人類がアフリカで生まれ、アフリカから各地に広がったように、はるか前の三畳紀(約2.5~2.1億年前)に陸地がゴンドワナ大陸(南のパンゲア大陸と北のローラシア大陸)の1つであった時、そのパンゲア大陸で米・麦・トウモロコシなどのイネ科植物は生まれて広がり、大陸の分裂により各大陸に野生種がそれぞれ残り、そこからの栽培種が生まれたという全史を明らかにできたと考えます。
 そのうちのアジアイネ(インディカイネとジャポニカイネ)のルーツについては、遺伝子学の分野で「長江流域一元説」と「インディカ・ジャポニカ二元説」で争われ、日本への伝来については「朝鮮半島説」「長江流域説」「南方説」で、時期については「縄文稲作説」「弥生稲作説」で議論されていますが、言語論や食生活・民族論、宗教論など総合的に決着をつけるべきと考えます。
 地球温暖化の異常気象による干ばつ・洪水などによる食料危機がアフリカや中央アジアなどの民族紛争の危機を高めており、今こそ農業と食の文明史をたどってみる必要があると考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」でも、日本書紀に書かれたスサノオの新羅訪問とともに、「五百鉏々王」であった大国主一族による鉄先鋤による「鉄器水利水田稲作革命」による「葦原中国」「豊葦原千秋長五百秋水穂国」の分析は欠かせません。「縄文ノート55 マザーイネのルーツはパンゲア大陸」をご覧になっていただきたいと考えます。雛元昌弘






□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/



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