ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート61 世界の神山信仰」の紹介

2021-03-12 20:11:59 | 文明論
 はてなブログに「縄文ノート61 世界の神山信仰」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 エジプトの白・赤2色のピラミッドが「母なる川・ナイル」源流の万年雪をいただくルウェンゾリ山信仰を起源としていることに気づき、ルウェンゾリ山→アララト山→カイラス山(須弥山)→蓼科山・高原山の「天神神山信仰伝播説」に到達しました。
 ただ、東南アジアや古マヤ・古アンデスについては調べていませんでしたので、さらに検討を進めました。
 神が太陽や地球、生物・人を造ったと考える宗教原理主義者を除いて今やアフリカからの人類の移動・拡散を疑う人は少ないでしょうが、人類は出アフリカによってはじめて文明人となったという西欧中心主義の思いこみは未だに根強いものがあります。「アフリカ文化・文明起源説」についてはほとんど検討されてきていませんので、「神山ルウェンゾリ山を模倣したピラミッド説」の延長として「神山文化アフリカ起源説」をアジア・アメリカ大陸にまで広げて提案しました。
 ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter:BLM)を模して言えば、「ブラック・ライヴズ・マザー(Black Lives Mother:BLM:もとはみんな黒人だった)」論になります。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」では、イヤナミ(伊邪那美、伊耶那美)の死後、死体は揖屋の比良坂の「黄泉の国」にあるとする一方、遠く離れた斐伊川(霊川)や日野川・江の川の源流域の「比婆山(霊場山)」に葬ったとされている古事記の記載から、日本にも魂魄分離の両墓制があり、イヤナミの死体は揖屋、魂は比婆山(霊場山)から天に昇るという宗教思想と、ピラミッドの両墓制との関係を見ていただければと考えます。雛元昌弘






□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/



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