キビシイ現実

今日は、発達外来の日でした。
今日は2時間待ちで済みました

初めにいつも通りのコナンへの問診。
これまたいつも通りの『問題なく過ごせている』と答えるコナン。
でも、就活の話になるとそうはいかず・・・。
内定がもらえていないことには触れたくないのか、今も就活していることを
伝えるコナン。
どんな業種が尋ねられて答えると、医師がビックリしていました。
大学の学部を聞き返されたくらいです。
それくらい、コナンが今行っている就活先は専門性の高い業種なのでした
しかも、今大学で専攻している分野とは真逆の世界
思わず、ワタクシがフォローに入ります。
今日まで就活をしてきたが、未だ決まらず、10月も過ぎたので募集も
少なくなり、数少ない中からコナンが選んだのが今の就活先なのだと伝えました。
一応、事の経緯は了承いただけました。

ストラテラも今後続けるか、という話になり、ゆくゆくは止めるにしても
今は就活や、就職して最初は服薬した方がいいかもしれない、という話になりました。
本音を言えば、効果はそんなに感じられないけれど、今、ここで止めてみて
やっぱり必要になったから、また始めます、という薬でもないので
続けましょう、ということになりました。

今日は、コナンの就活の件で相談したいことがあったので、いつもの問診の後
コナン抜きで相談させていただきました。
コナンには、今日、障害者の就労の件で相談することは伝えてあり
その場にいてもいい、と言ったのですが、本人が退席を望んだので帰しました。
具体的なことを相談したら、
『そういう内容でしたら、本人がいるところで話をしたいですね。
本来、本人抜きでこういった話をするのは私は本意ではありません。』
と医師に言われてしまいました。
医師には、これまでの就活で落とされ続けてコナンの自己評価がかなり
低くなってしまっていること、自分の前で就活が難しい話をされるのは
今のコナンには辛いので退席したのだ、と事情を説明しました。
一応、ご理解はしていただけました。
これまでコナンの就活を見守ってきたけれど、
一般就職ではまず内定はもらえないと思うので、障害者職業センターに
通わせての就活をさせようと思い、登録をするのに『主治医の意見書』がいるので
記入をお願いします、とお話をしました。
医師曰く、意見書に病名の欄があるんですが、「統合失調症・躁うつ病」などの
精神疾患が選択肢に載っていて、発達障害は「その他」に〇を付けることになります。
「その他」だと、障害者職業センターでも紹介される職業は少ないですよ、
と言われました。
『コナンくんの就労先を探すのはかなり難しいと思われます。』と言われました。
中学生の時から言われていたので、ある程度覚悟していましたが、
いざ、就活してみるとその難しさをひしひしと感じます
当のコナンが障害者としてではなく、一般枠で就活しているのも
ワタクシの想定外でした。それで内定がもらえないのかと思っていましたが
今日の医師の話を聞くと、障害者枠でも内定をもらうのはかなりキビシイようです。

キビシイ現実を見せられました。
それでも、コナンが自立した人生を送れるように模索して進んでいくしかありません。
就活の長期戦を覚悟して活動していこうと思います。








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