夕方くらいから、また陣痛が始まり、陣痛室へと入りました。
今度は促進剤を使わないから、少しはラクかしら???と思ったのですが、
やっぱり、イタイよ
ウンウンうなっていると、助産婦さんがやってきて言いました。
「呼吸する時、口からじゃなくて、鼻から吸ってもらえますか~?」
『花粉症で鼻が詰まっていて、鼻から呼吸が出来ないんです~』
「あらら~。でも、鼻から呼吸しないと、赤ちゃんに酸素がいかないのよねぇ。」
段々、痛みがひどくなってきました。イタイイタイと思ってふっと
取りつけられている器具を見ると、赤くエラーが出ています
ヤバイヤバイと落ち着こうと鼻から息を吸うと、赤ランプは消えました。
助産婦さんが見回りにやってきました。
「こにゃんこさん、経産婦さんなのに、まだ生まれないね~」
そう、経産婦さんが出産する、と言われる時間はとうに過ぎていたのです
「長男の時は2泊3日、かかったんです」
「あら~、じゃあ、今日中に生まれれば、良い方ね~」
なんか、今日中もムリそうな・・・
と、陣痛室の隣のブースに別の妊婦さんが家族でやってきました。
お隣さんも苦しそうです。
ところが 後からやってきたお隣さんが、先に分娩室へ行ってしまいました
そして、30分~1時間後には出産されて戻ってきました。
出産後しばらくは、陣痛室にいることになっているようです。
ご主人が来た気配を感じました。
「生んでくれて、ありがとう ご苦労さま」
そのやりとりを聞きながら、あぁ、ワタクシはコナンの時も今度も、赤ちゃん産んでも
誰からもなぁ~んにも言われないんだなぁ・・・と考えてしまいました。
人間、踏ん張らなあかん時に、心弱くしてはいけないものです
そう考えた瞬間、苦しくなり、計測器に赤ランプが点灯し、ビービー鳴出しました
ワタクシは、というと、お腹の痛みがひどくなってきました。
そして、なぜか、手足がブルブルと震えだしたのです
助産婦さんが駆けつけて来ました
ワタクシの状態を見て、ビックリしています
ナースセンターへ向かって叫んでいるのが、聞こえました。
「先生、呼んで来て 早く」
医師がすぐにやってきました。
「酸素300持ってきて 今すぐ」
廊下がバタバタ騒がしいのを感じながら、助産婦さんが「こにゃんこさん、大丈夫」
と言いながら、ワタクシの腕や足をさすってくれるのを感じながら、
ワタクシ、意識を無くしてしまったのでした・・・。
・・・・・どれくらい経ったのでしょう?
夢うつつにこんな会話が聞こえてきました。
「こにゃんこさん、どうですか?」
「今、眠っているだけよ。意識はあるわ」
あぁ、そうなんや。ワタクシ、寝ているだけなのねと遠い意識の中
ボンヤリ考えながら、そして、誰かが背中をず~っとさすってくれているようで、
気持ちいいなぁと思いながら、またワタクシ眠りに付きました
そして、しばらくして目を覚ましました。
ちょうど助産婦さんが様子を見に来たところでした。
「あら、目が覚めたのね。こにゃんこさん、過呼吸症候群だったのよー。
やっぱり、呼吸は鼻からやってくれなくちゃあ」
・・・・・ そうだったのか
「赤いランプ、それ以前にも何回か点灯してたでしょう?ダメよ、ちゃんと言ってくれなくちゃ」
「すみません・・・ ご迷惑をおかけしました」
「いえいえ(笑) 私じゃなくって、別の助産婦がず~っとこにゃんこさんの背中をさすっててね。
それで、あなた、だいぶラクになったみたい。」
「そうですか・・・」
助産婦さん ありがとう
さて、そこから、また陣痛の痛みとの闘いです
助産婦さんに何度も「もう、産みたいですぅ~ まだですか~」
と聞いていたワタクシです。
そして、やっと分娩室に入れることになりました
分娩室に入ると、外が見えました。
もう、夜が明けていました
今度は、実習生に囲まれることなく(笑) 生むことができました
コナンよりはちょっとかかりましたが、30分ちょっとで赤ちゃんが生まれましたー
オンギャーッ
おぉ~ 今度はちゃんとすぐに産声を上げたよ
そして、医師がこう告げました。
「元気な男の赤ちゃんですよ」
えっ 男の子
こうして、ジナンが誕生したのでしたー
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今度は促進剤を使わないから、少しはラクかしら???と思ったのですが、
やっぱり、イタイよ
ウンウンうなっていると、助産婦さんがやってきて言いました。
「呼吸する時、口からじゃなくて、鼻から吸ってもらえますか~?」
『花粉症で鼻が詰まっていて、鼻から呼吸が出来ないんです~』
「あらら~。でも、鼻から呼吸しないと、赤ちゃんに酸素がいかないのよねぇ。」
段々、痛みがひどくなってきました。イタイイタイと思ってふっと
取りつけられている器具を見ると、赤くエラーが出ています
ヤバイヤバイと落ち着こうと鼻から息を吸うと、赤ランプは消えました。
助産婦さんが見回りにやってきました。
「こにゃんこさん、経産婦さんなのに、まだ生まれないね~」
そう、経産婦さんが出産する、と言われる時間はとうに過ぎていたのです
「長男の時は2泊3日、かかったんです」
「あら~、じゃあ、今日中に生まれれば、良い方ね~」
なんか、今日中もムリそうな・・・
と、陣痛室の隣のブースに別の妊婦さんが家族でやってきました。
お隣さんも苦しそうです。
ところが 後からやってきたお隣さんが、先に分娩室へ行ってしまいました
そして、30分~1時間後には出産されて戻ってきました。
出産後しばらくは、陣痛室にいることになっているようです。
ご主人が来た気配を感じました。
「生んでくれて、ありがとう ご苦労さま」
そのやりとりを聞きながら、あぁ、ワタクシはコナンの時も今度も、赤ちゃん産んでも
誰からもなぁ~んにも言われないんだなぁ・・・と考えてしまいました。
人間、踏ん張らなあかん時に、心弱くしてはいけないものです
そう考えた瞬間、苦しくなり、計測器に赤ランプが点灯し、ビービー鳴出しました
ワタクシは、というと、お腹の痛みがひどくなってきました。
そして、なぜか、手足がブルブルと震えだしたのです
助産婦さんが駆けつけて来ました
ワタクシの状態を見て、ビックリしています
ナースセンターへ向かって叫んでいるのが、聞こえました。
「先生、呼んで来て 早く」
医師がすぐにやってきました。
「酸素300持ってきて 今すぐ」
廊下がバタバタ騒がしいのを感じながら、助産婦さんが「こにゃんこさん、大丈夫」
と言いながら、ワタクシの腕や足をさすってくれるのを感じながら、
ワタクシ、意識を無くしてしまったのでした・・・。
・・・・・どれくらい経ったのでしょう?
夢うつつにこんな会話が聞こえてきました。
「こにゃんこさん、どうですか?」
「今、眠っているだけよ。意識はあるわ」
あぁ、そうなんや。ワタクシ、寝ているだけなのねと遠い意識の中
ボンヤリ考えながら、そして、誰かが背中をず~っとさすってくれているようで、
気持ちいいなぁと思いながら、またワタクシ眠りに付きました
そして、しばらくして目を覚ましました。
ちょうど助産婦さんが様子を見に来たところでした。
「あら、目が覚めたのね。こにゃんこさん、過呼吸症候群だったのよー。
やっぱり、呼吸は鼻からやってくれなくちゃあ」
・・・・・ そうだったのか
「赤いランプ、それ以前にも何回か点灯してたでしょう?ダメよ、ちゃんと言ってくれなくちゃ」
「すみません・・・ ご迷惑をおかけしました」
「いえいえ(笑) 私じゃなくって、別の助産婦がず~っとこにゃんこさんの背中をさすっててね。
それで、あなた、だいぶラクになったみたい。」
「そうですか・・・」
助産婦さん ありがとう
さて、そこから、また陣痛の痛みとの闘いです
助産婦さんに何度も「もう、産みたいですぅ~ まだですか~」
と聞いていたワタクシです。
そして、やっと分娩室に入れることになりました
分娩室に入ると、外が見えました。
もう、夜が明けていました
今度は、実習生に囲まれることなく(笑) 生むことができました
コナンよりはちょっとかかりましたが、30分ちょっとで赤ちゃんが生まれましたー
オンギャーッ
おぉ~ 今度はちゃんとすぐに産声を上げたよ
そして、医師がこう告げました。
「元気な男の赤ちゃんですよ」
えっ 男の子
こうして、ジナンが誕生したのでしたー
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