1本角から始まったエゾジカの角が繁殖期に備え、成熟してきました。角又が
三つ、尖った先が四つ。三又四尖の角が見事な成長を遂げてきました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ エゾジカのオス、角が成熟してきました ★
角が伸びてくるにつれ、全体のバランスをとるようにそれぞれの部位が同時に
大きくなってきています。
まだ、角を覆ているビロードの角皮は艶々として美しく、しっかり角に栄養を
運ぶ機能を果たしている最中です。
オスのシカたちの体格は草をしっかり食べ、丸々として太ってきました。がっ
ちりとして、ちょっと見はどの同年代も見劣りしなくらいになっています。
1頭、1頭写真に収め、客観的に見ると個体同士の違いが見えてきます。正面
から観てみると、ボス候補のシカは角が外側に開く角度が広がり、バランスが
しっかりしてきています。
左右のバランス、先の尖り具合、傷がついて変形しているわけでもなく、実に
いい形になってきています。重い角を支える頭から下の頸筋の太さがラグビー
選手やプロレスラーみたいにガッチリしてきています。
頸筋の毛も黒光りし始め、見た目が美しくなっているのが分かります。おそらく
自信が付きだすと同時に男性ホルモンが出てくるみたいで、筋肉の付き方も変化
してきている雰囲気があります。
若きオスの角を比較すると角の開き方や成長の仕方、角先の育ち具合を見ても、
違いが如実に出てきています。
これから角の皮が剥げ出し、硬い角が現れるときっとこのシカの存在ははっきり
してくるはずです。
私の予想が当たるかどうか、しばらくこのグループを継続して観察しないといけ
ません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます