当時、ダシュボードの下に大型の懐中電灯を置いていました。
直径15Cm位で、
非常灯の役目をするように、赤色の蓋が付いていました。
『窓を開け、懐中電灯を持って屋根の上に載せるんだ、
そしてスイッチを入れたり消したりするんだよ、パトカーかと思って慌てるぞ~、やり方は分かった?!』
『大丈夫!』
『まず窓を開けて、合図をしたら始めよう!』
『オ~ライ』
少し進んだ所で、『はい、点灯、消灯、点灯、消灯…』
3回程で、前のクラウンはスピードを落としました。
こちらの二人は、大笑いです!
クラウンの直ぐ後ろに付いて走り、分岐点で追い越します。
クラウンは赤坂方面へ、こちらは渋谷方向へ、並走した所で相手の顔をみました。
30代後半位の男性で、
面食らったような顔をしていましたが、キット『??』だったと思います。
もう2度と会う事はありません。