白猫『ブルー』との別れ

白猫『ブルー』のノミに手を焼いた僕は、
薬局でノミ取粉を買い、頭から振り掛けました。

嫌がって身体を舐め薬を取ろうとします、これが悪かったのだと思います、
『ブルー』の身体は衰弱し、食も進まなくなっていきました。

それでも毎日僕の顔を見に来ました。
でも或る日突然来なくなってしまいました。
毎日来ていた『ブルー』が顔を見せなくなり、
家の周りを探しましたが見付かりませんでした。
朝も起こしに来ません、
学校帰りのお迎えもありません、寂しい気持ちで一杯でした。

猫は死んだ姿を見せないと言いますが、死んでしまったのでしょう・・・
白猫『ブルー』と過ごしたのは、1年チョットでした。

ワザとした訳ではありません、
無知のためとは云え、酷い事をしてしまったと今も後悔しています・・・



3代目白猫「白太」
首にノミ取りを着けています。
液体のノミ取りを付けましたら、
その部分の毛が抜けましたので薬が強いのでしょうね。