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「中国は大リバイバルのただ中」 ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト〔クリスチャンツディ2017.5.2〕…100万人/1949年⇒5800万人/2010年

2017-05-05 15:50:34 | キリスト教 歴史・国家・社会

Christian Today, Japan

http://www.christiantoday.co.jp/articles/23696/20170502/china-spiritual-revival-pulitzer-prize-ian-johnson.htm

「中国は大リバイバルのただ中」 ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト

2017年5月2日18時26分 翻訳者 : 山本正浩

「中国は大リバイバルのただ中」 ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト

(写真:Gary Lerude)

中国は「世界的な霊的大リバイバル」のただ中にある――。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の北京特派員時代に、中国の法輪功に関する報道で米国のジャーナリズムで最も権威のあるピューリッツァー賞を受賞したジャーナリスト、イアン・ジョンソン氏(54)が最近、新刊を出版し、中国のキリスト教会が社会に大きな影響を与えていると述べている。
 

中国の「霊的変化」は世界に影響を及ぼす可能性があり、世界の大国は注目すべきだとジョンソン氏は言う。米キリスト教テレビ局CBNとのインタビュー(英語)では、「民衆は新しい道徳的道しるべを模索しています。社会を編成する、ある種の倫理指標をです」「民衆は社会の再編を促す価値観の源泉として、宗教に目を向けています」と語っている。

ジョンソン氏が、中国の「宗教革命」の原動力として注目するのは、中国政府に登録も公認もされていない「家の教会」だ。米アトランティック誌(英語)には、ジョンソン氏の新刊『The Souls of China: The Return of Religion After Mao(中国の魂:毛沢東後の宗教の復活)』の一部が掲載されており、その中で同氏は「このグループは驚くほどよく組織化されています。公然と集会を行い、多くの場合、何百人もの会衆がいます」と述べている。

「少なくとも6千万人の共産党員がいるといわれる現在、家の教会は、100万人ほどしかいなかったプロテスタント信者の急増に大きく貢献しました」

米調査会社「ピュー研究所」によると、中国のキリスト教人口は1949年には100万人程度とみられていたが、2010年には5800万人まで急増。中国共産党は家の教会の急速な成長に対し依然と強く対抗しているものの、信仰を求める民衆の動きに歯止めが掛けられていない。

「普通に中国を訪れるだけでも、教会やモスク、寺院の数が近年急増しており、その多くが満員であることが分かります」とジョンソン氏。「問題は多々ありますが、宗教を表現する機会が急速に拡大し、中国の信者はその機会を意欲的に用いています。民衆は、伝統的な道徳をとうの昔に捨て去った社会を、根底から支える新しい概念や価値観を探し求めているのです」と言う。

「非常に多くの中国人が社会に対する不信で疲れ切っており、その答えを求めて宗教や信仰に目を向けています。民衆を取り囲んでいる環境は急進的に世俗化しており、そこには答えが見つからないのです」

 

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

 

 

 

 


安倍首相改憲発言「なぜ今」に「首相がしびれ切らす…」〔毎日新聞2017.5.4〕/  中野 晃一氏コメント:改憲戦略で自民党を分断することに成功しているのは民進党 

2017-05-05 02:27:01 | 憲法

 

これは安倍さんのおごりだけでなく、焦りもある確実にあると思います。憲法審査会は思い通りに進まず、封殺したはずの森友・昭恵疑惑はくすぶり、今村は辞任に追い込まれたわけですから。

局面としては、2014年7月の解釈改憲後、内閣改造で目先をそらそうとしたものの、目玉とした女性閣僚が次々と炎上、小渕・松島のダブル辞任で追い込まれ、リセットボタン押すように12月解散総選挙した時に似ているわけです。

しかし今回は野党共闘が進んでいるため、安倍さんは解散権を濫用することができず、しかも今や昨日の有明の憲法集会で蓮舫さんが志位さんと当たり前に手を繋ぐところまで来ている。

民進党をはじめとした野党の分断を半ば諦め、安倍さんは身内を相手に気勢をあげ、緩みだしている求心力を回復しようとしただけで、本当は明確な戦略というほどのものはないのかもしれません。

少なくともここまでのところ、改憲戦略で自民党を分断することに成功しているのは民進党のほうですから大したものです。だって、憲法審査会で自民党側に民進党も引き込めるのではないかと思わせ、安倍さんら日本会議側がしびれを切らせてチグハグな動きになったわけですから。皆さん、たまには民進党をうんと褒めてあげてください(笑)

憲法も安全保障も教育もすべて総理個人の自己都合でしか考えていない政権は、民進党をがっちりこっちに引き寄せたまま、共謀罪とともに葬り去りたいところです。

 

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毎日新聞https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170504/k00/00m/010/123000c?fm=newspass

「なぜ今」に「首相がしびれ切らす…」

                
 
 
「第9条改正と20年施行」在任中の改憲実現に強い意欲

 安倍晋三首相は3日、憲法第9条改正と2020年の施行を目指す考えを表明し、在任中の改憲実現に強い意欲を示した。これまで国会の議論を見守る姿勢をみせてきただけに、与党内にも困惑が広がる。首相の勝負手は、国会の議論を加速させる起爆剤になるのか、それとも、合意を遠ざけるのか。首相が目標に到達する道筋は明確になってはいない。【小田中大、真野敏幸】
 

 昨年7月の参院選が終わって間もなく、安倍首相は首相官邸を訪れた知人に「9条3項に自衛隊を明記したい」と語った。参院選では憲法問題に踏み込むのを避けていたが、そのころから表明のタイミングを探っていたようだ。

 では、なぜ今だったのか。自民党の閣僚経験者は「国会の憲法審査会で議論が進まないことに首相がしびれを切らしたのではないか」と語る。衆院憲法審は、ほかの委員会での与野党対立のあおりで、自民党が当初描いた日程通りには進んでいない。このままではいつになっても改憲項目を絞り込めないと判断した首相が、今月11日の審議再開を前に、自民党に圧力をかけたという見立てだ。

 北朝鮮情勢が緊迫している中、国民投票を見据えてアドバルーンを上げたとも考えられる。

 公明党をけん制する思惑も透ける。同党はかつて、「加憲」の立場から自衛隊の存在を明記する「9条3項」の新設を提唱したことがある。9条1項(戦争放棄)と2項(戦力不保持)はそのままにして、自衛隊について書き込む首相の案に、同党は正面から反論しにくい。

 北側一雄副代表は3日、NHKの番組で「自衛隊が違憲だと言っている人は極めて少数だ」と理解を示しつつ、「今すぐ存在と役割を憲法に明記すべきかは検討の余地がある」と濁した。山口那津男代表も東京都内での街頭演説で「憲法記念日なので、いろいろな政党のリーダーが考え方を打ち出している。安倍さんも意欲的な提案をした」と述べ、国会での議論はこれからだと強調した。

 集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備で自民党に協力した際、公明党は支持層への説明に腐心しただけに、9条問題にはしばらく触れたくないのが本音だ。

 首相が本気で9条改正を目指すつもりなのか、懐疑的な見方も少なくない。

 12年末の第2次安倍内閣発足後、首相はまず、憲法改正手続きを定めた第96条の改正を打ち出した。国会が改憲案を発議する要件を「衆参各院の3分の2以上の賛成」から「過半数」に下げようとしたのだ。

 しかし、世論の賛同が得られないとみると、その後は具体的なテーマに踏み込むことをやめた。昨年6月にはTBSの番組で「9条(改正)は現状では厳しい」と述べていた。

 毎日新聞の4月の世論調査で9条を改正すべきだと「思わない」という回答が「思う」を上回るなど、慎重意見が強いテーマを今回、首相があえて選んだのは、改憲の主導権が自身にあるというアピールの面もある。

 首相は一方で、教育無償化のための改憲を掲げる日本維新の会を意識し、「高等教育についてもすべての国民に開かれたものにしなければならない」とも述べた。維新への秋波は、公明党を離反させないための首相の常とう手段になっている。

 

20年に「新憲法を施行」 

 2020年を「新しい憲法が施行される年」(安倍首相)にするには、19年から20年前半に改憲案を国民投票にかける必要がある。しかし、19年には統一地方選と参院選があり、10月には消費税率10%への引き上げが予定されている。政権の体力を要する政治課題が目白押しで、20年の東京五輪・パラリンピックまで日程はかなり窮屈といえる。

 国民投票を国政選挙に合わせて実施することは法律上は可能だ。首相は19年参院選との同時実施を視野に入れているとみられる。

 しかし、選挙運動が公職選挙法で厳しく規制されるのに対し、国民投票運動は原則自由。07年の国民投票法制定時から、「有権者が混乱する同時実施は避けるべきだ」という認識を与野党が共有している。

 しかも、衆参両院の憲法審査会は論点整理が始まったばかりで、テーマが一巡していない。改憲項目の絞り込みは秋の臨時国会以降になりそうだ。

 自民党憲法改正推進本部の上川陽子事務局長は4月、毎日新聞のインタビューに「(衆院憲法審では)丁寧な議論が必要だ。スケジュールは区切らない」と語ったが、これまで静観してきた首相がいきなり期限を設定した。

 自民党はこれまで、少数野党にも配慮しながら憲法審を運営してきた。首相は3日のビデオメッセージで「憲法改正に向けた基本的な考え方を述べた」と説明し、施行までの具体的な日程に触れたわけではない。

 それでも、民進党幹部は「自民党は今後、首相の意向をそんたくし始めるのではないか」と、憲法審への影響を警戒する。

 

 <関連記事>

<安倍首相「改憲20年施行目指す」「9条に自衛隊明記」>

首相改憲案:自民に波紋 石破氏「議論していない」 - 毎日新聞

 

 

 

 

 


★元ミサイル防衛部隊の泥さん(5月3日、死去)が、安倍首相の大ウソを暴いた名演説、再びの大拡散を! 〔思索の日記 武田康弘〕2017.5.4

2017-05-05 00:22:44 | 平和 戦争 自衛隊

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http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40a804592fc99370db4aec60760d7dedより引用

思索の日記 武田康弘          

元ミサイル防衛部隊の泥さん(本日、死去)が、安倍首相の大ウソを暴いた名演説、再びの大拡散を!

2017-05-04 | 社会批評

 胸が痛みます。見事な3年間でした。感無量です。余命半年の宣告を受けた泥さんが、信じられぬほどの質と量をもった活動をされ、憲法記念日(5月3日)の今日、亡くなられました。憲和(のりかず)という本名は、国家にとって何よりも必要な「平和」を守りつくる礎が「憲法」であることを明示しているかのようです。

 北朝鮮やアラブの問題、中国との関係がクローズアップされる今日、安倍首相は、自身のウヨク思想により中国敵視政策を続け、また、イスラエルの超タカ派、ネタニヤフ首相と握手して武器の共同開発を始めることで、日本を欧米と同じくテロの対象国にまで「格上げ」?してしまいました。アメリカ軍と一体化した軍事展開をも強行していますが、その言動は、リアリティに欠け、まるで映画のようです。ますます危うい状況をつくり出しています。

 冷静な理性をもつリアリストの泥さんは、従来の革新運動の担い手とは異なり、誰よりも現実的な考えにより、平和をつくるための知恵と知識をみなに示してきました。安倍政権に集まる人々とは次元を異にする見事な分析と具体性を伴った提案で、多くの人を惹きつけてきました。豊かで強靭な精神力と冷静で鋭い知性により、政府よりもはるかにシャープで普遍性の大きな考え方を数日前まで発表し続けてきました。・・・


 こどもたちへの優しい眼差し、愛情いっぱいの心、平和への強い思い、現実的な外交と軍事の方針、熱い情熱、民主政の原理を逸脱した安倍首相らウヨク政治家との非妥協的な闘い。ほんとうに見事としか言いようがありません。・・・・


下記のblogは、泥さんの生まれてはじめての街頭演説は、安倍首相のウソを完膚なきまでに暴いたものです。ぜひ、再びの大拡散で、安倍政権を終わりにしましょう。

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 http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40768d2be233f251b6ff75903613f0db

すごい説得力ー強烈な安倍首相批判=元自衛官(防空ミサイル部隊)の泥 憲和さん。

2014-07-05 | 社会批評

 以下、強烈です。


   街頭(6月30日 神戸・三宮の街宣活動に飛び入りで) 元自衛官(防空ミサイル部隊所属) 泥 憲和さん


 突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。

 いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。 でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。 自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。 そこは、安心してください。

 いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。

 なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。 縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、 安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。 君たち自衛官も殺されて来いというのです。 冗談ではありません。 自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。 なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。 自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。 見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。

 みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。 他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。 当然ですよ。 だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。 イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されてるじゃないですか。

 みなさん、軍隊はテロを防げないんです。 世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。 自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。 みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。 自衛隊はテロから市民を守れないんです。 テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨みされたんではたまりませんよ。 だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。

 安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいといいました。 みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。 日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。 そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。 アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。

 ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。 米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。 自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。 そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。 どうしたと思いますか。 軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。 そういうものなんですよ、戦争というのは。

 安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。 絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。 自衛隊はたまりませんよ、こんなの。

 みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。 一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。 だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。 私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。 使い方を間違ったら、取り返しがつきません。 ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。 でもね、戦場は国会とは違うんです。 命のやり取りをする場所なんです。 そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。

 みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、 この国の主人公は内閣と違いますよ。 国民ですよ。 みなさんですよ。 憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。 安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。 体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。 そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、そんなことできません。

 これからが正念場です。 だから一緒に考えてください。 一緒に反対してください。 選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。 まだまだ勝負はこれからです。 戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。 しっかりと考えてくださいね。 ありがとうございました。