木村さん
「こーれは、さすがにスケジュール感として、いかがなものかということですね。
自衛隊の明記の改憲だっていろんな可能性があるので、その条文絞るだけでも相当時間がかかるでしょうから、きょうも具体的な提案はまったくされていないし、ちょっと考えれば、いろんな問題があることは、いま私が話したとおりですから。
これまた、やはり、2020年というのもファンタジーですよね。」
荻上さん
「オリンピック・パラリンピックはいろんなものにつかわれますよね。・・テロ対策が必要だとかね。」
木村さん
「ええ。。(苦笑)なんでまた。オリンピックやるために憲法改正するとか、意味がわかんないですからね。」
萩上さん
「記念に、ってことですね、そんな、2千円札みたいな」
木村さん
「記念硬貨ぐらいにしておいてほしいですよね。」
萩上さん
「そうですね。」
萩上さん
「あといくつか、細かい点があるんですが、今回(ビデオ)メッセージでですね、
『憲法改正の早期実現に向けて、それぞれの立場で活躍されているみなさまに心から敬意を表する』といっているんですね。
先日、安倍総理はもう、護憲改憲のような立場にこだわってはなしをするのは不毛だ、と。個別的な議論を具体的にすべきだ、と。
この冒頭の部分では、護憲改憲を前提とした、改憲応援派というスタンスを取っていたりするわけですね。
自民党がもともと党是にしているので、なんとか、自分の世代で憲法変えておきたいということもあるんでしょう、
この『憲法改正感』についてはいかがですか?」
木村さん
「うーん、やっぱり なにを言いたいのかよくわからないですよね。
何かの提案があれば、護憲になるか、改憲になるかということですから護憲、改憲の立場の議論が不毛だっていうことは、まったくもって、憲法論議をする場合、意味のわからない主張ですし、
もう改正することに決まったとい趣旨であれば、
具体的に改正の提案が国民一般に支持されているというならともかく、どこを改正するのかもまだ決まってない段階で
僕はもう、単に変えたいから変えたい。どこでもいいから変えたい、とこういうお話ですので。まったく筋が通らないというふうに思いますね」
萩上さん
「もともと、変えたいから変えたいんだな、って格好ではありましたね。」
木村さん
「変えたいから変えたいというのは、逆に言うと、絶対に変えたい
とこまるところがある、という訳ではないわけですね。
よくよく考えると護憲的な発言でもあるんですね。」
萩上さん
「ほう。」
木村さん
「ここだ!って変えるポイントがどこにも見つからなかったという自白のような発言ですからね」
萩上さん
「じょーーうず!この憲法、じょうず!・・って言ってるようなものですね!」
木村さん
「じょーうずなんで、どっこでもいいから、変えるとこ、見つけてぇ~~、っていうそういう発言ですね。
繰り返しになりますが、もう少し議論を整理してからしゃべってほしいというのが私の、・・祈りです。」
萩上さん
「そうですね。祈ります。
では、木村さん、また後ほどよろしくおねがいします。」
;:;:;
☆★ お2人のやりとりが最っ高なので、ぜひ音声でお聴きください~。
https://www.tbsradio.jp/144021