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個人的なさまざまな日常。

七十二候 菊花開  (きくのはなひらく)

2020年10月13日 08時07分17秒 | 日々様々
 今日十月十三日は七十二候 「菊花開 (きくのはなひらく)」です。 例年は十月十三日から十七日です。

意味としては、季節は進み、そろそろ菊の花が咲き始める頃となりますという意味です。

実際には庭の菊の花はまだ蕾で、開花にはもう少し時間が必要なようです。 やはり、ひと月遅れで迎える旧暦9月9日の「重陽の節句」

辺りが一般には菊の花の盛りになるのでしょう。

** 画像は鉢植えで買った菊の花になります。 **

七十二候 鴻雁来(こう)がんきたる

2020年10月09日 08時49分07秒 | 日々様々


 今日十月九日は、七十二候のうち、第四十九候 鴻雁来(こう)がんきたる です。 例年は十月八日から十二日頃です。

意味としては、七十二候が寒露の初候に移り、(鴻)雁が北から渡ってくる頃となります という意味です。

 この候は、清明の次候 鴻雁北 (こうがんかえる) と対になった候です。 夏鳥が南へ帰るのと入れ違いに、春に北へ

帰って行った冬鳥が再び日本へ戻ってくる事項になります。 そう言えば、とっくに 燕 の姿は見えなくなり、

代わりに 百舌鳥 が姿を見せ始めています。

 鴻雁というのは 雁の一種だそうです。 ヒシクイとかオオトリと説明してあるものもあります。

** すみません。 雁の写真が無いので、鴨で代役にしてます。 **


二十四節気 寒露  (かんろ)

2020年10月09日 08時20分25秒 | 日々様々

 昨日十月八日は 二十四節気のうち、寒露 (かんろ) でした。 例年十月八日から二十二日頃です。

 二十四節気が秋分から寒露へと移り、草木に冷たい露が宿る頃となります。 朝晩は一気に寒くなり秋が深まります。

空気が冷えてくると空気の揺らぎが無くなり、日中の風景や夜空の月が冴え冴えとしてきます。 やはり月見は秋でしょう。

 残念ながら、ここ二、三日は秋雨が降り続いていて、月は見えませんが直にみられるでしょう。

** 画像は昨年の同時期の月です。 残念ながら満月ではありませんね。


七十二候 水始涸 (みずはじめてかるる)

2020年10月03日 08時41分16秒 | 日々様々


今日十月三日は 二十四節気の秋分の末候 七十二候「水始涸(みずはじめてかるる)」です。

通常は十月三日から七日辺りまでです。 ここで言う、水が涸れてしまうのは田んぼ(水田)のことです。

意味としては、秋になり田んぼから水を抜き、稲刈りの準備をする時期になります ということです。 昨今は

早く収穫できる稲の種も多いため、すでに稲刈りを終え、美味しいお米になるまであともう少しの天日干しという

地域も多くあると思います。

 

七十二候 蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ/ちつちゅうとをとざす)

2020年09月28日 17時03分21秒 | 日々様々


 今日九月二十八日は、七十二候の内、第四十七候「蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)」です。

通年は 九月二十八日から十月二日頃になります。 意味としては、七十二候が秋分の次候に変わり、寒さを覚えた

虫たちが地中に姿を隠す頃となります、という事です。夏が終わり、外で活動していた虫たちは寒さの

到来を察知して、冬ごもりの支度を始めます。 確かに家の周りに見る蝶やトンボやそのほかの虫が

減ったように感じます。 蝶の幼虫はさなぎになって寒さに備え、クワガタやテントウ虫は成虫の

まま木の根元や土の中にもぐり静かに春を待ちます。 この候は「蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)」と

対になります。

 そういえば、沢山のテントウムシが我が家御天井の片隅で毎年越冬しています。


七十二候 雷乃収声(かみなりのこえをおさむる)

2020年09月23日 15時52分16秒 | 日々様々

 今日九月二十三日は七十二候の内、 第四十六候「雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)」です。 

通年は九月二十二日から二十七日頃です。 意味としては、七十二候が秋分の初候に変わり、春から夏にかけて鳴り響いた雷が

収まる頃となります、との言う事です。

 この候は、三月の春分の末候「雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)」と対になっています。

春分に鳴り始め、秋分に収まる雷、それは古来日本で行われてきた稲作の、田植えから稲刈りに対となって考えられます。

これにより、昔の人は稲妻が稲を実らせると考え、雷と稲作は深い繋がりがあると考えました。

* 今日は雷というより台風の動きが気になります。 三月の 雷乃発声 と対の候という事で、画像も三月と同じものを

  使わせていただきます。


二十四節気 秋分(しゅうぶん)

2020年09月22日 06時51分52秒 | 日々様々

 今日、九月二十二日は二十四節気の内、秋分(しゅうぶん)です。 通年は二十二日から翌十月七日になります。

秋分は二十四節気の第16節目で、春分と同じように、太陽が真東から昇り真西に沈む、昼と夜の長さが同じになる日のことです。

秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸です。 お彼岸の声を聴くと、暑さは去り、しだいに寒さが増し、一段と秋が深まって

くるような気がします。

* 我が家の周りの朝5時ごろ気温は、17℃でした (ちょっと地形的に我が家は寒さがきつくなる場所です)。

  洋蘭やらを取り込む作業を急がなければなりません。 

七十二候 玄鳥去(つばめさる)

2020年09月17日 14時28分36秒 | 日々様々

 今日九月十七日は七十二候「玄鳥去 (つばめさる)」です。 通年は 9/17~9/21頃です。

意味としては、七十二候が白露の末候に変わり、春先にやってきた燕が帰り始める頃となります という事です。

燕は成長した今年生まれの若鳥と一緒に季節の移り変わりとともに暖かい南へ飛び立ちます。 越冬先は東南アジアや

オーストラリアです。 1日300km以上移動することもあります。

 私の育った茨城では、燕と言えば、腰の赤いコシアカツバメでした。 今住んでいる地域ではコシアカツバメはいません。

実際には、もう今の段階で燕は殆ど見ることは在りません。 すでに去ったのでしょう。 七十二候に比べ、

実際が先行しているのは珍しいと思いました。

**画像は今年の若燕です。 もうすでにいません。

七十二候 鶺鴒鳴 (せきれいなく)

2020年09月12日 16時31分21秒 | 季節の景色
 今日、9月十二日は七十二候の 鶺鴒鳴 (せきれいなく)です。

意味としては、鶺鴒の鳴き始める時期になります、という意味です。

 印象としては、我が家の周りが畠であることもあり、鶺鴒はほぼ一年中みられる鳥です。

畠を耕した後や雑草を刈った後に、飛び出した虫を探すのでしょうか作業をしている人の後を追うように

ついて回っています。 また、車の走るような道路上も良く歩いています。

 鶺鴒はよく見かける種類が三種類あります。 第一は白鶺鴒(ハクセキレイ)、次は背黒鶺鴒(セグロセキレイ)、

そして、黄鶺鴒(キセキレイ)です。

 貴鶺鴒以外は先述の様に身近にいますが、黄鶺鴒は川辺などの水場に居ます。 我が家の近くに川がありますので、

黄鶺鴒を見ることができます。 また、他の2種に比べて体が一回り大きいような気がします。

背黒と白は良く似ています。 

*画像は、左から 白 背黒 黄 です。


七十二候 草露白(そうろしろし)

2020年09月07日 08時34分58秒 | 日々様々


今日九月八日は七十二候の内、草露白(そうろしろし/くさのつゆしろし)で、通年九月七日~十一日頃になります。

 二十四節気の白露(はくろ)と同様、草の上に降りた露が白く光る頃になりますという意味です。

露が光ることを「白し」というのは、元々、白というのは何の色と特定しない透明なことであるため、

神様の前で着る神衣も白だし、古来の日本では喪服も白でした。 白は爽やかで清らかなイメージですが「死と再生」の象

徴でもあるらしいです。 白色のなかに清浄さ透明性を感じるのは、現代ものこっているようです

二十四節気 白露 (はくろ)

2020年09月07日 06時48分32秒 | 日々様々


今日、九月七日は、二十四節気の内、白露(はくろ)です。 白露は秋の三番目の節気です。

白露の意味は、「草木に白い露が見られるようになる時期になります」という意味です。

 太陽の位置を表す黄経で165度の時を言い、新暦では9月7日~8日ごろで年によって変わります。

この時期は暑さの峠を超え、夜の気温がぐっと下がってきます。 空気中の水蒸気が冷やされると、

水滴になって葉や草花につくようになります。 それが露(朝露)。日中はまだ残暑が続いていますが、

朝晩は冷えるようになり、朝露が降りる始める時期になってきます。。

七十二候 禾乃登  (こくものすなわちみのる)

2020年09月01日 21時14分56秒 | 日々様々

 明日九月二日は七十二候の内 禾乃登 (こくものすなわちみのる) です。 通常は九月二日から六日ごろです。

意味としては、季節が進み、七十二候が処暑の末候に変わり、稲などの穀物が実り始める頃となります という意味です。

「禾」は「いね」や「のぎ」とも読み、稲・麦・稗・粟などの穀物を総称した言葉です。

稲穂が頭を垂れるといよいよ刈入れ間近ですが、この時期は台風が多く、農家ではまだまだ注意が必要でしょう。

今年はまだ本州に影響の出る台風は在りませんが、南の海上では、台風発生のニュースが次々に聞かれます。

 各地では、風をおさめ、豊作を祈る風鎮祭が行われます。 秋の気配が少しずつ濃くなってきます。

七十二候 天地始粛(てんちはじめてさむし)

2020年08月28日 06時21分29秒 | 日々様々

 今日八月二十八日から九月一日は、七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」にです。
意味としては、天地の暑さがようやくおさまり始める頃になり、朝夕の涼しさを感じ始めますという意味です。
ここにある「粛」は縮む、しずまるという意味になります。 もう直に九月になります。 季節は少しずつ進んでいます。

七十二候 綿柎開 (わたのはなしべひらく)

2020年08月24日 05時58分54秒 | 日々様々
今日八月二十四日は、七十二候の内、第四十候「綿柎開 (わたのはなしべひらく)」です。

時期的には通年 8/23~8/27頃になります。

 意味としては、季節が進み処暑の候に変わり、綿を包む「柎=花のがく」が開き始める頃となりますという事です。

 「柎」という文字は うてな と読まれ、花の萼 (がく)、いかだ、つか(弓の握る部分)、つけ加える等の意味があります。

綿は、7~9月にかけて黄色い花を咲かせ、実をつけますが、その実はやがてはじけ、ふわふわとした白い「綿毛」を付けます。

綿は、植物としての呼び名は「わた」、製品になると「めん」と呼ばれます。

二十四節気 処暑(しょしょ)

2020年08月23日 06時23分29秒 | 日々様々

 今日八月二十三日は 二十四節気の内 処暑(しょしょ)です。

の文字には、落ち着くという意味があり、処暑は、暑さが落ち着き始める頃になります という意味です。

処暑の頃は、まだまだ厳しい残暑の日が続きますが、北から涼しい空気が入るようにもなります。

その涼しさに身をもって、秋を実感できる日がやってきます。 秋の虫はすでに鳴き始めています。

虫の音にも、より一層秋の気配を感じられる頃です。