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個人的なさまざまな日常。

七十二候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)

2020年03月05日 21時46分25秒 | trad_jp


 三月六日は 七十二候の 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく) です。

意味としては、 冬ごもりをしていた虫たちが戸を啓(ひら)いて、顔を出すかのような時期になります、という事です。

昨日の、二十四節気 啓蟄 に似た感です。 

*画像は、庭で開きだした鉢植えの 啓翁桜(けいおうさくら) と、その花に早速寄ってきた、多分、ヒゲナガハナバチです。

 桜の名前は兎も角、蜂の名前は自信ありません。

二十四節気 啓蟄(けいちつ)

2020年03月05日 08時55分00秒 | trad_jp


 三月五日は、二十四節気の 啓蟄(けいちつ)です。 啓蟄は、二十四節気の第3(立春⇒雨水⇒啓蟄)です。

 *注:年の開始を 立春 としています。

啓蟄の 「啓」は「開く」、 「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」です。 合わせてみると、 「啓蟄」で 「冬

籠りしている虫が土中から這い出してくる」 時期になりますという意味です。 春の季語でもあります。

<以下、参考>

 二十四節気の日を決めるために現在広まっている方法を 定気法(ていきほう) といいます。 定気法とは、

 天球上の太陽の通り道である黄道を、角度で24分割する方式です。  360° / 24 = 15° 黄道を黄経(黄道座標の

 経度)で15°ずつに分割して、太陽の中心が定められた黄経を通過する瞬間を含む日を節入り日にするのが定気法の

 二十四節気です。

 一方、恒気法(こうきほう)といわれる方法もあります。 恒気法による二十四節気は1年の日数を24等分して決定します。

和風月名 弥生

2020年03月02日 06時38分37秒 | trad_jp


 太陽暦の3月は 陰暦では弥生 です。

弥生は「やよい」と読みます。 弥生の由来・語源を辿ると、「弥生(いやおい)」が変化して「やよい」と読むようになった

という説が有力だそうです。 弥生の「弥」はいよいよ・ますます、「生」は草木が芽吹くことを意味しています。 

弥生とは、草木がだんだんと芽吹く時期をさす言葉になります。

 現用の陽暦採用前の日本では、陰暦(旧暦)が使われていました。 陽暦と陰暦には差が生じます。 陽暦と

陰暦では1か月ほどずれています。 そのため、陰暦の三月(弥生)は、陽暦の3月下旬から5月上旬頃にあたります。 

七十二候 草木萌動(そうもくめばえうごく)

2020年02月29日 10時35分53秒 | trad_jp


 二月二十九日から三月五日は、 七十二候の 草木萌動 (そうもくめばえうごく) です。

意味としては、 春の陽光のもと、草木が芽を吹き、ほんのりと薄緑に色づき始めるころになります という事。

確かに、気が付くと我が家の狭い庭にある花梨やボケ、ブルーベリーなど芽が大きくなり、小さな葉が見えています。

自然界では着実に春が進んでいるようです。

(追記) 昨日(二月二十九日)、朝の散歩中に今年初めて鶯のさえずりが聞こえました。

    例よって、姿は見えませんでした。  (三月一日記)

*写真は、室内に置いてある満開のアザレアです。

七十二候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)

2020年02月24日 07時19分21秒 | trad_jp


今日、二月二十四日から二月二十八日は七十二候のうち、霞始靆(かすみはじめてたなびく)です。

意味としては、春霞(はるがすみ)がたなびき、遠くに見える山や景色がぼんやりとかすんで見える時期になりますという事です。

霧やもやのため、遠くの山や景色がぼんやりと揺れて見えたり、霞んで見えたりと季節の揺らぎを感じる頃です。

春に出る霧を霞(かすみ)と呼び、夜の霞は朧(おぼろ)と呼ばれます。

*画像は、珍しく庭先に来た エナガ (柄長)です。 候とは直接関係ありません。

七十二気候 土脉潤起

2020年02月20日 14時09分33秒 | trad_jp


二月二十日から二十三日は、 七十二気候の 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)です。 意味としては、

雪に代わり温かな春の雨が降って、寒さに固くなっていた大地がうるおう始める (時節)になります という意味です。

脉 という字は 脈 という字のことです。 春の雨が大地に浸みこみ、硬かった土が雨水を脈のように取込み、土が潤いをもって生き返る

そんな様相が感じられますネ。

*七十二候の「土脉潤起」は、二十四節気 雨水 のはじめの七十二候で、初候 といいます。次候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」、

末候の「草木萌動(そうもくめばえいずる)」へと続いていきます。

*写真は 三年前の二月二十二日に近所の畑で撮った ヒヨドリ (鵯) です。 食べているのは 畑の白菜 でしょう。

二十四節気 雨水

2020年02月19日 11時50分31秒 | trad_jp


 二月十九日から三月五日は 二十四節気のうち、 雨水 です。 

空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる(時期) という意味です。 雨水は
立春から数えて十五日目ごろから始まります。 実際には、まだまだ寒さは続き、住んでいる関東地方で積雪があるのは
二月末であることが多い気がします。 雨水は 寒さのピークはここまでで過ぎますよ という程度に思えば良いと思います。

*太陽黄径330度
*画像は庭で満開になった白梅です。 観賞用というより、実を採るための品種です。


七十二候 魚上氷

2020年02月14日 13時19分07秒 | trad_jp


 今日、二月十四日は 七十二候 の 魚上氷 (うおこおりにあがる)です。

意味としては、 沼や湖の氷が割れて魚が跳ねる様子 (が見られる時候) ということです。

たまたまでしょうが、昨日は日中でも20℃を超える温かさでした。 五月、六月の陽気・・・。

いくら何でも、極端すぎでしょう。 寒さはまだまだ・・・のハズ。

*画像は 湖ではなく 海 です。 頃は二月四日ですが、八年程前のものです。 適した画像がなかったため、

 代用ということでお許しを。



建国記念日(建国記念の日)

2020年02月11日 21時37分56秒 | trad_jp


今日、二月十一日は 建国記念日 です。

紀元前、六百六十年一月一日 (旧暦) に神武天皇が即位した日である今日を 建国記念日 としました。

制定は 昭和四十一年 です。 以前は 紀元節 でした。

小学校の時、休日でしたが学校で紅白のお饅頭を配ってもらえたのがこの日だったような・・・。

タイトルにある 建国記念日(建国記念の日) の違いについては皆さんの方で調べてみてください。

実にくだらない、戦後XXの様相が垣間見られます。

私ですか? 勿論、建国記念日です。 何らの余地もありません。

*画像は 庭に咲きだした クリスマスローズ です。 今年は訳あって植えなおしをしているので数が

 少ないです。

七十二候 黄鶯睍睆

2020年02月09日 18時09分49秒 | trad_jp
 今日、二月九日からは 七十二候 の 黄鶯睍睆 (うぐいすなく) です。 

春鳥うぐいすが、美しい声で鳴き始める時候です」 という意味。

 庭の山茶花や椿の花には少し前から 目白 が来ています。 一方、 鶯 の声は聴いていません。

目白 は小さな群れを成して、梅の花や椿の花の蜜を求めてやってきますので、良く目立ちます。

 鶯 は今の時期、まだ幼鳥なのか、例の ホーホケキョ と鳴くことは在りません。 庭木や山野の

藪の中を忙しく歩き(飛び)まわっている姿を偶に見ることができますが、それすら中々困難な素早さを持つ鳥です。

 たまに 鶯と目白を間違えて覚えている方がいますが、上部の画像では左側の地味な感じの鳥が

鶯 で、 右側の眼の周りが白い鳥が 目白 です。 

 鶯 は基本的に藪の中にいて動きも早く、地味な体色のため、写真を撮るのが困難です。 私の育った

田舎では鶯の幼鳥を ジャッチャ と呼んでいました。

 目白は最近、街中でも増えているのか目にすることが多くなっています。 返って、子供時代には見たこ

とがありませんでした。 目白は周回してくる時刻を考えて、待ち伏せするようにすると、鶯よりは比較的楽に

写真が撮れると思います。 上の画像では目白の色合いが今一地味になってしまいましたが、実際のメジロは

背中の緑色が非常に派手で鮮やかです。 私はこの緑色を 「抹茶をぶっ掛けたような緑色」と表して

います。

*画像は2017年に撮影したものです  

針供養 こと始め

2020年02月08日 21時56分42秒 | trad_jp
 二月八日は 針供養 です。 普段使っている古い針や折れた針などを供養する伝統事です。
主に 淡島神社 にて行われます。 豆腐などの柔らかいものに針を刺し、神社にて供養することで
普段の感謝と裁縫技量の向上を祈るといわれています。 京都あたりでは 十二月八日 に行われる
そうです。

 十二月八日と二月八日は こと八日 といわれ、針供養を含め、お事汁と呼ばれる野菜をふんだんに
使った野菜汁を食べ、無病息災を願ったりします。 この日にはいろいろな風習があり こと始め と呼
ばれます。 

 今時、裁縫をする方も少なくなってしまったような気がします。 いずれ、針も針供養も死語になっていく
のでしょうか・・・・。

*画像は 庭に来ている 四十雀 です。 (撮影は昨年二月です。)

歌舞伎塗装のC-1

2018年10月19日 08時24分37秒 | trad_jp

10月10日の夕方16時ころ。 玄関前で遠くを見ると、遥か彼方に飛行機がゆっくり横田基地方向へ
向かって飛んでいくのが見えました。 この方向の飛行機は遠すぎて私の500mmレンズでもはっきりは映らないのですが、森の影に消えそうなので慌てて3枚ほど写真を撮りました。
 プレビューで見てみると、白い機体に赤い筋筋模様が見えました。 これは初見と分かり、PCで拡大加工してみたのが左の画像です。
 白地の機体に、歌舞伎役者の隈取を表しているようです。
 調べてみると、機体は C-1輸送機で、埼玉県入間基地の60周年記念塗装だそうです。 11月3日に入間基地航空祭があるのですが、そこで本物が見られるのでしょうか?
  なぜ入間基地の飛行機が我が家の近くを飛んでいたのかはわかりません。 こまめに空を見ていると、幸運ならこにょうな珍しい飛行機を見ることができます。
自分で撮った写真ではこの程度で加工しまくりの粗いものになってしまいます。

詳細はHP(http://swdworld.starfree.jp/)から・・・


七夕の F-22

2018年07月08日 09時27分02秒 | trad_jp
 7月7日の午後、雨は一段落ついて曇り空。
カメラを下げて何気なく散歩開始。 野鳥をとるいつもの小川まで行って探すも、何もなし。 それでは 「何か飲み物でも買おうか」と県道に向かって歩き出すと、後方の遥か上空から聞きなれないジェット機の爆音が・・・。 振り返ると、小さいながら特徴のある飛行機の機影が・・・。
やや後方にある主翼。 左右に若干開いた2枚の垂直尾翼。 私的にはオットセイの足の様な形に見える水平尾翼・・・。
F-22 です(と思う)。 こんなラッキーは絶対に二度とない!! 持っていたカメラを構え、パシャパシャ。 電池残量が 4% だった。しまった、代えてくればよかった!! それでもパシャパシャ。 500m/mでも遠いな・・パシャパシャ。 後方にも続いてくるぞ、パシャパシャ。 電池ガムバレ、パシャパヤ。
 結局、F-22が4機連続して頭上を通過しました。 さらになんと30sec後に更に3機通過。 何とか電池も耐えて、全機撮影に成功しました。

 確認したところ、全機とも横田基地へ飛来した F-22 7機で間違いありませんでした。 他の人の情報では、7機は降りた順に
06-4117
06-4129
06-4114
06-4123
06-4127
06-4112
06-4126 だったそうです。 着陸のため減速していたでしょうから、撮影にはこれも有利でした。


20180709 画像を変更しました。

夏至の夕焼け

2018年06月23日 20時22分26秒 | trad_jp

 6月21日は 夏至 でした。 例年梅雨の最中で陽の長さを実感することは案外できないものですが、今年は午後から雲が切れて
日差しが出、さらに夕方にはきれいな夕焼けを見ることができました。 西岸良平さんの三丁目の夕日の世界そのものです。 肉眼で見えた夕焼けはもっと赤が濃くて鮮やかだったんですが、
腕が悪いとその鮮やかさがなかなか表現できません。 画像には映っていませんが、夕焼けの時には小さな 蝙蝠 が飛び回っていました。 久々の晴れ間で一所懸命餌取をしていたようです。