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個人的なさまざまな日常。

本当に久々です

2012年05月11日 18時46分30秒 | 日々様々
二三日前、本屋の入り口の脇に「本(読書人の雑誌)」という80ページ程の小冊子が置かれているのに気づきました。新刊本の紹介本の隣に積んであったので、同じような無料雑誌と思い、一冊持ち帰りました。

帰りの電車の中で開いてみると、それは月刊のエッセイ集でした。18話ほどの短編が掲載されており、半数は連載、半数は読み切りという感じです。

早速、頭から読み始めましたが、何と読みづらいことか!勿論、本が悪いのではありません。私の老眼が進んだという事です。

とはいえ、中身は面白いものもあります。若い時と違って面白くないものを我慢して読む粘りはなくなっています。

まだ半分も読んでませんが、「上方落語の黄金期」というのがあって、なかなか面白い。上方落語発祥から明治期の黄金期、その後の衰退期、米朝の入門と書かれています。長い文章ではありませんから、限度はあるのでしょうが面白いです。「たちきれ線香」に纏わる所が一番。

池波正太郎と江戸に関する本以外は久々でしたがなかなか良かったので、また次号も読んでみようかと思っています。

ところでこの本、無料と思っていたら、定価80円となってました。でも、店の外にニッセンと一緒に並んでたし、どう考えてもタダですよね。

このコメントの前のテストにあるのが、その雑誌の5月号の表紙です。

…携帯から…