テル坊主

~あーした転機?になーれ~ 日常の出来事をぼやき、つぶやきます!

小石川 沢蔵司稲荷 秋季例大祭

2010-09-09 16:57:30 | ブログ

本日正午より執り行われる 沢蔵司稲荷秋季例大祭 出仕のため小石川へ向かった。

沢蔵司稲荷 慈眼院は常徳寺と法縁関係にあり、ご住職は私のブログの師匠でもある。台風直撃かと思い心配していたが、お稲荷様のご利益とご住職の人徳?で天気も回復!テル坊主を自称してる私としては何ともあやかりたいものである!

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                        沢蔵司稲荷 本堂

本堂の北側奥には御神殿が隣接し殿内お厨子には太田道灌公の念持仏と伝わる十一面観音像(非公開)と澤蔵司尊像(4月9日の春季例大祭に年一回のご開帳)が安置されている。また本堂左手玄関を入った奥には慈眼院の本堂がある。

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                    慈眼院 沢蔵司稲荷 公式HP

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       護摩壇にて修法される別当(住職)             副住職の太鼓による「般若心経」輪読                       

浄土宗でこのような法要形式は珍しいが、祈願寺として特別に護摩行を修得されてのお勤めである。随喜させて頂き、目の前の炎が力強く燃え上がり自然とお経にも力が入る。

     

     

     「不動明王 奉安 お練行列 開眼法要」

    10月10日午前10時より    於 沢蔵司稲荷

沢蔵司稲荷では10月10日(日)午前10時より「不動明王 奉安 お練り行列 開眼法要」が執り行われる。沢蔵司稲荷と関係のある(社)江戸消防記念会 第四区木遣親聲会が創立100周年を迎え、記念に沢蔵司稲荷に「不動明王」が寄進されるとの事。

住職に話を伺うと江戸時代はご承知のように町火消しとして「いろは四十八組」が組織されていたが、明治以降、近代消防に移り代わり、火消しとしての役目は終えたが、(社)江戸消防記念会に11組が再編された。沢蔵司稲荷のある小石川は江戸期「な組」であったが、現在は「第四区二番組」で、約80名在籍している。この第四区木遣親聲会は沢蔵司稲荷を会所にして木遣やはしごの稽古をしている。

すでに前机と台座、五具足は完成し、お不動さまをお迎えする準備は出来ていた。因みに台座は私が紹介した高知県の「森の道具屋」が制作した。

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       前机と五具足・奥が台座                極め細やかな彫りと鮮やかな彩色の前机

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                  同時に作成した千手観音と不動明王の台座

当日は江戸消防記念会全11区の総代はじめ来賓のご参加のもと盛大に執り行われる。私もお手伝いに上がるので楽しみ!

午前10時より伝通院から木遣りの奉唱の中、お練りが出発、沢蔵司稲荷本堂内にて除幕並びに開眼式が執り行われる。

                       沢蔵司稲荷 関連のブログ


残暑見舞い

2010-09-06 17:58:22 | ブログ

本日後輩のF君より残暑見舞いが届いた。(もう9月だが!)

ご当地の名産品、「さしみゆば」と「釜揚げ豆腐」!毎年お送り頂いている。ゆばの里で有名な奥久慈地方の大豆を原料としている。

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         さしみゆば (栄養価が豊富)               釜あげ豆腐(かなり濃厚!)

早速食卓でいただきました。F君、ごちそうさま!      


大本山増上寺

2010-09-05 23:58:24 | ブログ

本日夕刻、所用のため品川まで出かけた。途中増上寺に立ち寄り夕方の勤行に参詣した!

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夕方5時からの大殿勤行に参詣すると僧侶養成講座中でたくさんの修行僧がいた。私は高校時代、増上寺に学生として随身して毎日朝夕の勤行に出ていたが、久しぶりに夕勤行に参加すると、お経の次第も昔と変わらず、しばらく大殿外陣席で追憶タイムとなりました!                                  

                                                               

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            完成間近の「安国殿」 徳川家康公の念持仏「黒本尊」が奉られている。

高校生のとき、安国殿詰めの当番があった。当時はどちらかというと本殿派と対立の構図があったようだ。若いながらに人間関係の複雑さを自然と教わった。良しも悪しも?

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                            夕方5時の鐘撞き

実に懐かしい!! 私も32年前、高校生の時に当番で鐘撞きをした。身を仰け反らした反動で撞木が鐘にまっしぐら!ご~~ん! 始めは緊張したが、ギャラリーが増えるごとに見られていることが快感に変わったような?

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                  境内にある「法然上人八百回忌の看板」

いよいよ明年、浄土宗宗祖法然上人800年大遠忌が奉修される。自坊はじめ各本山ではさまざまな記念事業が計画されている!この勝縁に際し、多くの方々にご縁を結んで頂きたいと思う。

    


浅草寺

2010-09-05 08:48:03 | ブログ

9月4日、午前の檀務を終え午後より所用のため浅草に向かった。途中浅草寺に参詣!

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浅草寺本堂は昭和33年(1958)に再建された。そして、再建より50年を経た今日、永く荘厳を護持するため、本堂屋根瓦をすべて葺き替え、併せて本堂外壁塗装等を含めた大営繕に着手した。現在外壁の塗装・屋根瓦葺き替え(チタン)が完了し、以前にも増して輪奐の美整う。

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                       宝蔵門とスカイツリー!

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            宝蔵門                            雷門(風雷神門)

宝蔵門は浅草寺の山門として、内部三層のうち上部二層に近代的防災設備を施した収蔵室を設け、浅草寺の什宝物収蔵の宝蔵門として大谷重工業・ホテルニューオータニ創始者の大谷米太郎氏のご寄進により復興再建されたとの事。

雷門は慶応元年(1865)12月12日の田原町大火で炎上した門に替わり、昭和35年(1960)、95年ぶりに松下電器創始者松下幸之助氏のご寄進により、復興再建され、浅草寺の総門として威容を誇っている。また、浅草の顔としても全国的に有名。

                                 ~浅草寺ホームページより抜粋~

                                                                   

土曜日とあって浅草は大変な賑わい!あちこちで中国語やハングル語が飛び交っていた。まさに「国際観光都市・浅草」です!!  


熱海・沼田

2010-09-03 12:08:48 | ブログ

9月1日~2日、所属する団体の親睦研修のため熱海滞在。

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            横山大観ゆかりの宿「大観荘」

大観は台東区池之端に明治42年、台東区池之端に居を構えたが、昭和20年3月10日の空襲で住居が焼失し、しばらく熱海伊豆山の別荘に移り住んだ。

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              部屋からの眺め、相模湾、初島を望む!

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                 温泉床                          足湯

温泉床はスノコの下に温泉を流しそこから上がる心地よい温泉熱でゆっくりと発汗する低温サウナのようなもの。

宿泊翌日、群馬県沼田市での通夜弔問のため、急ぎ帰寺。

午後3時上野駅でN氏と上越新幹線乗車。高崎駅より上越線にのりかえ、約40分で沼田駅到着。通夜に参列し焼香を終え、帰りは上毛高原駅へ向かった。

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              上毛高原駅正面                 駅構内の天狗

上毛高原駅7時26分発の新幹線に乗車し、高崎駅下車。友人のI垣氏が合流し市内でおそい夕食。I垣氏オススメの店に向かった。

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                    高崎市内の食事場所F店

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F店に入ると短冊が!作者は京都浄土宗大本山清浄華院のご法主(住職)であられた太田秀三大僧正台下(故人)のもの!聞けばお1人でよくこの店にお出でになられたとの事。

    熱海・沼田・高崎と慌しい二日間であったが高崎駅最終の新幹線で帰寺しました。


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