今日も眠れそうにないので、映画を見て、英語の勉強をし、小説を読む。
無論、明日は朝から仕事であるが、気にしない。
映画はミッキーロークが主人公のレスラーという感動物だった。
最近は、映画の見すぎで、結末が読めてしまい、感動が薄れてしまう。
いい映画に出会いたいものだ。
英語の勉強は日本史を英語に訳したものを読んでいる。封建制度や幕藩体制がどういう英語になっているのかわかって、おもしろい。当然、役にはたたないが、そんなことはどうでもよい。
小説は、3年前に買った、宮本輝が選んだ短編集の「魂がふるえるとき」という本を読んでいる。
その中の永井荷風「ひかげの花」にどっぷりはまってしまった。
授業中に川端康成の「片腕」をよく紹介するが、その作品もこの本に入っている。
難しい内容が多い反面、奥が深い。この短編集を読み返すのは三度目になるが、初めて、意味がわかった作品もある。
映画も英語の勉強も小説も、難しいほど味があるのかもしれない。
眠れぬ時は30時間でも起きていればよい。眠れる時は丸一日眠る。
それで、いいと思う。平凡な毎日の繰り返しはつまらない。
幕末の志士ではないけれど、志高く、日々を楽しく生きたいものだ。
おもしろきことのなき世をおもしろく
すみなすものは心なりけり
さあ、限界まで本を読んで、仕事に出かけよう。
魂がふるえるとき―心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫) | |
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