未来世紀ブラジル

小学生の低学年の頃の夢を見た。
よく猫を連れて、母親と散歩していた。
その道を見えない何かに追いかけられ、逃げている夢だった。
高校の時、久しぶりにその道を歩いたことがある。
背が伸びて歩幅が違ったせいか、全く違ったものになっていた。
あんなに長く感じられたあの道も、大きく感じられた建物も短く小さなものになってしまった。
子供の頃は１日がとてつもなく、長く感じられた。
多分、経験していないことが多く、毎日が新鮮だったからかもしれない。
大人になるとそれまでの経験から無難な選択をして、新しいことに挑戦しなくなり、毎日が繰り返しになってしまう。
そんなでは駄目だと夢の中の見えない何かが教えてくれたのかもしれない。

明日は朝から小学校でチラシ配り。さらに五コマからの机あげで、ばてばてになるだろう。そして明日は誕生日。完全に厄が終わる。
忙しくとも生き甲斐を感じるのがよい。41歳最後の日を元気に頑張って、厄とサヨナラしようと思う。

そして未来世紀ブラジルは僕には難しかった。

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