![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/86/d823ce9222010b066f0d1e079bf9a768.jpg)
ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した、菅井円加さんの似顔絵です。
外国の方が言っていたことですが、
「日本のバレエダンサーには、単なる技術ではなく、内面を表現する力がある」
というのが印象に残っています。
内面から出てくるもの。
似顔絵でも、そうなのかもしれないと思いました。タッチの違いや上手下手にとらわれがちでしたが、もっと内面から出てくるものをとらえる能力が必要なのかもしれません。
否、日本人としてそなわっているのに、引き出せていないのかもしれません。
そうなってくると、似顔絵ではなく肖像画になるのかもしれませんが、アメリカンカリカチュアの「内面をも描く」という定義があるので、似顔絵の枠内でも可能なことだと思います。
ところで、席描きはしないと言ったのですが、「席描きをした場合、どう描くか?」自分自身で知りたくなったので、描いてみました。
やっぱり問題は、時間ですね。描くのに30分かかりました。
また、ほうらいたけし氏のインタビューで、「似顔絵は引き算!」という言葉も気にかかっています。
私の場合は、まだ足して行かないと、何も残らない気がするんです。
予備校生のとき、デッサンを省略して描いたら、
「随分と偉くなったもんだなぁ。」
と先生から言われたのを覚えています。
デザインでも、「シンプルイズベスト」
という言葉がありますが、
そのときのデザインも
「これは、シンプルでなくて、単純って言うんだよ。」
と同じようなことを言われました。
暗中模索の状態ですが、描くことは続けてきたいと思います。
P.S
唯一、評価を頂いたのが以下の人物画です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e3/ee250aa909cfe512f16f6226d686b003.jpg)
彫刻家の先生だったので、
「存在を感じる。面白い。」
と言って頂けました。
けれど、これだと席描きで欲しがりませんよね・・・。
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