似顔絵教室で、「髪の毛を紫にしてみたら」とアドバイスしたら、「嫌です」ときっぱり断られてしまいました。
確かに現実では、私は白髪も少し目立ちはじめてきましたが髪の毛を染めた経験はありません…なんてことを話したかったのではなく、黒を彩度のある色味で描いてほしかっただけです。
色の響きを学んでほしいとき、色の名前を言うと、ことごとく断られてしまうので、色を断念しモノクロで教えています。
言葉としての色を教えようとされる人生の先輩の生徒さんがときたまいらっしゃるのですが、「LGBTです」と嘘をつきたくなってしまいます。
「彩度のある黒」と鉛筆デッサンでは普通に言えますが、彩色ではなかなか言えません。