優勝の南部男子A
準優勝の印南はまゆうA
第17回紀州新聞社杯ジュニアバレーボール大会兼第41回日高郡市ジュニアバレーボール連盟秋季大会は18日、川辺西小、丹生中、名田小の体育館で開き、Aリーグは持ち前のコンビバレーで強さを見せた南部男子Aが初優勝を飾り、準優勝は印南はまゆうA、3位に名田ソレイユAが入った。Bリーグは印南はまゆうCが優勝、ひまわりアタッカーズが準優勝。
Aリーグ16チームを4ブロック、Bリーグ9チームを2ブロックに分け、変則リーグ戦を実施。Aリーグは予選を突破した稲原、印南はまゆうA、川辺流星、名田ソレイユ、南部男子A、川辺ひかりA、日高、美浜Aが決勝トーナメントに進出。南部男子Aは決勝トーナメント初戦の川辺ひかり、準決勝の日高をともに2-0で破り、印南はまゆうAも初戦の稲原、準決勝の名田ソレイユをともにストレートで下した。
決勝の第1セットは南部エース堺目のスパイクが冴え、中盤に山根のブロックなども決まり、一時は5点差に広がる南部ペース。終盤に印南のエース内田や玉置(莉)のスパイクなどで追い上げたが、21-18で南部が先取した。
第2セットは2-2から南部が4連続ポイントをあげて離すものの、印南も長いラリーを制したり、内田のスパイクなどで粘り10-7までシーソーゲーム。以降は堺目のスパイクやサーブを中心に10連続ポイントでリード。終盤に印南は内田のスパイクや玉置(美)のサービスエースで追いすがるが、21-10で南部が制し、初の栄冠を手にした。
南部男子Aの生駒明広監督は「大会序盤は自分たちのペースがつかめなかったが、粘り強く勝ち上がったことで、調子を取り戻し、準決勝、決勝はコンビバレーが機能したのが良かった」。堺目啓治主将は「サーブミスなどもあったが、みんなで優勝を合言葉にして頑張り、達成できてうれしい」と話した。
Aリーグ3位決定戦は名田ソレイユと日高が対戦して2(15-21、21-16、15-10)1で名田ソレイユが勝利。Bリーグは予選リーグ突破の印南はまゆうCとひまわりアタッカーズが決勝を行い、2(21-6、21-12)0で印南はまゆうCが優勝した。
閉会式で山崎進大会長(日高郡市ジュニアバレー連盟会長)がAリーグ優勝の南部男子Aに優勝カップ、盾、金メダル、準優勝の印南はまゆうAにカップと盾、銀メダル、3位の名田ソレイユにも盾、銅メダルを贈呈。Bリーグ優勝の印南はまゆうCにカップ、ひまわりアタッカーズに盾を贈った。
個人賞は、優秀賞に政井一槻君(南部男子A)、玉置莉菜さん(印南はまゆうA)、敢闘賞には、橋本莉奈さん(名田ソレイユ)、小川千晴さん(日高VBC)、堺幹奈さん(川辺ひかりA)、丸木かのんさん(稲原)堀江優希さん(川辺流星)、木下輝星さん(美浜VBCA)が選ばれた。
A級決勝トーナメントの結果と入賞チームは次のみなさん。
【A級決勝トーナメント結果】1回戦=稲原2-0印南A、名田2-0川辺流星、南部男子A2-0川辺ひかり、日高2-0美浜A▽2回戦=印南A2-0名田、南部男子A2-0日高▽決勝=南部男子A2-0印南A▽3位決定戦=名田2-1日高。
【南部男子A】監督=生駒明広▽選手=堺目啓治(主将)、山本祐希、政井一槻、山根史也、中本亮太朗、久保恭平、武田翔太。
【印南はまゆうA】監督=山崎進▽コーチ=田伏みずほ▽マネージャー=畑中茂季▽選手=笹井春奈、玉置莉菜、内田莉咲(主将)、笹井美桜、畑中里桜、玉置美桜。
【名田ソレイユ】監督=宇和肇▽コーチ=西田雅彦▽マネジャー=小森祐子▽選手=木村心春(主将)、森田唯生、小森寧々、浦島美海、橋本莉奈、辻秋奈。
【印南はまゆうC】監督=鈴木健志▽コーチ=荒木秀介▽マネージャー=鈴木麻起▽選手=榊原千嘉、中井紀子、鈴木仁菜(主将)、竹谷都希、湯川璃音、笹井美咲、藤藪愛理、土井陽菜、肥田遥花、山崎野乃葉、岡室天花。
【ひまわりアタッカーズ】監督=洲崎忠司▽コーチ=中野克博▽マネージャー=浜口雅文▽選手=浜田晏(主将)、松島雄大、田中陸翔、大井結暖、西山光莉、酒井希音、猪原暖莉、岡希、岩下蒼唯、中畑凱翔、猪原羽友莉、深瀬悠斗、大井桜介、岡優芽。
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