ヒロの残日録 

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ネガティブ・ケイパビリティ

2025年03月03日 | 日記
 小説家で精神科医でもある帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)さん。
小説は「三たびの海峡」「閉鎖病院」「逃亡」などで各文学賞を受賞
していることで知られています。
 帚木氏は新聞のインタビューで、
精神科医としてネガティブ・ケイパビリティは「治すことを考えるの
ではなく、日々患者を支えていけば、いつかよい時期が見える」と説く。
あなたの苦しみを自分は見ていますよ」と伝える「目薬」、回復には
日数がかかるが、そのうち何とかなると考える「日薬」、めげずにやり
ましょうと声をかけ続ける「口薬」ー。
そんな「薬」を処方するイメージで患者に接してきた。

 ネガティブ・ケイパビリティとは、不確実性、疑い、未知を許容する
能力を指す言葉。

現在は、不確実性時代であり物事に対して柔軟に対応していく能力が求め
られてきますので、ますますネガティブ・ケイパビリティが必要になって
くると思います。



 
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