北海道ツーレポ ６日目

７月２３日、６日目に突入です。

この日は今回のツーリングで最大の事件が起こります。ライディングパンツの膝パッドのお世話になってしまいます。

この日は朝５時に目が覚めました。テントを撤収し、６時過ぎに出発準備が整いました。

昨日は霧で摩周湖が全然見えなかったので、今日はまず、裏摩周に向けて出発です。

屈斜路湖半から、Ｒ２４３－道道８８５－道道１５０を繋いで走ります。道道１５０は霧が出ていて、展望台に近づくと視界が真っ白になって来ました。今日は摩周湖を見ることができるのか、ビミョーです。

そして裏摩周展望台です。辛うじて摩周湖を見る事ができました。

証拠記念写真も忘れずに撮影しておきました。

次に道道１１１５号を北上し、神の子池に向かいます。１１１５号を左にそれてダートを２ｋｍほど走ると、到着です。

池の底から水が湧き出しています。心が表れるようなきれいな青色です。見に来て良かったです。

神の子池に着いたのが朝７時半頃。ここでセローに乗った札幌のライダーに会いました。仕事が有るから今日中に札幌まで帰るそうです。帰れるんかな、結構遠いぞ。

神の子池を後にして、これから知床に向かいます。ルートは簡単。Ｒ３３４を走るだけです。

オホーツク海を左手に見ながらバイクを走らせていると、右手にオシンコシンの滝が見えてきたので、寄り道しました。

オシンコシンの滝を過ぎた頃から、待望の青空が見えて来ました。知床五湖に着く頃には汗ばむ陽気になりました。

知床五湖を全部回る根性が無かったので、一湖と二湖だけ見てきました。

ここでやっといい天気にめぐり合えたので、カメラをバイクに固定して、知床横断道路の動画を取ってみました。やっつけなのでブレまくりですが。

知床峠のパーキングで休憩しました。すばらしい展望で、すっかりライディングハイ状態です。

知床峠をウトロから羅臼に抜けて、野付半島に向かいました。

細い砂洲の真ん中に道路が走っています。半島に家が建ってたけど、波の浸食で土地が無くなったりしないのか、他人事ながら余計な心配をしてしまいます。

野付半島のナラワラパーキング、トドワラパーキングで休憩しました。

このトドワラパーキングで、今回の北海道ツーリングでの最大のピンチが発生しました。やや前下がりになった駐車場にギアをニュートラルに入れてバイクを停めたところ、背中で「カチャン」と不穏な音が．．．

なんと、バイクが前進してサイドスタンド上がってしまったのです。荷物満載状態の装備重量３００ｋｇのマシンが私の方に倒れてきたのです。

バイクが４５°くらいは傾いたと思います。バイクが私の左膝に乗りかかってきました。「こんなところでバイクを倒してなるものか」と言う気合で「うりゃー」とバイクを起こしました。後でＺＲＸを見ると、タンクに私の膝が当たった跡が．．．

「こかさなくてよかった」思わぬところで、ニープロテクターを使ってしまいました。

ま、これ位ですんでよかったと考える事にしました。後から考えると、荷物を積載するとリアサスが沈むから、サイドスタンドの懸かりが甘くなるんですね。油断しました。

さて、気を取り直して次は開陽台に向かいます。開陽台の手前には、有名な北１９号が有ります。この道を走っている時は、すぐ近くに絶景の展望ポイントが有るなんて想像付かないんですが。

ここまで走っていい時間になって来たので、近くのキャンプ場で宿泊することにしました。夜雨が降りそうだったので、バンガローを借りてしまいました。

今日は一度も合羽を着ずに済みました。北海道で７泊８日して、雨に遭わなかったのはこの日だけでした。

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