夜が開けると、いよいよ北海道滞在最終日になってしまいました。
今日は、3日目に雨で観光出来なかった、積丹半島の神威岬に再チャレンジします。
今日の天気予報は、午前中晴れ、午後曇り、夕方雨なので、午前中に神威岬に到達できるルートを作ってみました。ナビゲーションはこういう時本当に便利です。
ホテルを出て、先週走った国道36号を南西に走り、途中から、来る時のフェリーで一緒になったライダーに教えてもらった、道道2号で、オロフレ峠を走ります。
このオロフレ峠、なかなかどうして素晴らしいところです。雲の横を豪快に駆け上がって行けます。
急坂でしたが、バイクを止めて記念写真を撮ってみました。
オロフレ峠を後にして、洞爺湖畔を走り、先週走ったニセコパノラマラインを経由して、積丹半島の西海岸に出ます。
先週と違って、今日は青空です。海も空も鮮やかな青色です。爽快な気分で海岸線を走れます。
国道229号を小一時間ほど走って、神威岬の駐車場に到着しました。バイク、車、観光バスが結構止まっています。
ここから岬の先端までは、遊歩道を1kmほど歩かなければならないのですが、これがなかなか大変です。
実際に歩いてみると、倍くらいの距離が有るように感じました。
この岬の先の方まで歩いて行くと...遂に見えました。神威岩が。
神威岩をバックに、記念写真を撮りました。
長い道のりを、三脚を担いできた甲斐がありました。
積丹ブルーを満喫したら、遊歩道を引き返し、レストハウスで昼飯を食って、積丹岬の駐車場までバイクを走らせました。が、私にはもう、岬まで歩く体力は残っていなかったので、次回のお楽しみに残しておく事にしました。
ここから小樽のフェリー埠頭までは、あまり距離は有りません。そこで、地図を見て寄り道出来そうなところを探してみました。
小樽市総合博物館、小樽運河、石原裕次郎記念館...検討の結果、小樽市総合博物館に行って、北海道の鉄道の展示物を見る事にしました。
家族連ればかりの中、おっさんが一人で博物館に入ると、違和感バリバリですが、どうしようもないので、気にしない事にします。
ここは5時に閉館ですが、フェリーの出航は11時30分です。後5時間は走りまわれる計算ですが、買い出しだけして、フェリー埠頭でのんびり過ごす事にします。小樽のフェリーターミナルは、苫小牧東と違って、レストランや風呂が有り、少しは時間が潰せます。
ところで、ここのレストランで、レクサスソアラで一人旅のおっちゃんとまた会いました。北海道で3度目です。フェリー埠頭で出会うのは、特に珍しくは無いですけど、話が弾みました。
ここまでの走行距離、約2600km。バイクはかなり汚れました。家に着いたら洗車しなければ...
フェリー乗船まで、他のライダー達と旅の思い出を語りあいました。
そして遂にフェリーが入港し、北海道から離れる時が近づいてきます。
乗船開始時刻の10時30分頃、空から雨がポツポツと降りだして来ました。車両甲板にバイクを置いて、二等寝台に荷物を置いて表を見ると、すでに土砂降りです。明日から北海道は雨模様だそうです。ギリギリセーフでした。
定刻の午後11時30分、フェリーは小樽港の岸壁を離れました。
さよなら北海道。また来れたらいいな、また来たいな、また来るぞ。と密かな闘志を燃やしながら、北の大地を後にしました。
明日は、家に帰るだけです。
お休みなさい。
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