鍋島邸で 一足早い春を満喫した後は、街並み見学に繰り出しました(といっても、エリアは徒歩15分圏内と小さいですが)。
歴史を感じさせる石垣に混じって、細い竹垣が、ソリを付けて刈ってあります。なんだか床屋にバリカンをあてられたような、見事な造形美。頻繁にメンテしている様子がうかがえます。
また古い家の門扉には、かつて電話が貴重品だった頃の名残が・・・。最初は「23」だったけど、その後4桁になり「2353」にされたのでしょう。この銘板は、電電公社の支給品でしょうか?(年末に出かけた小樽の民家でも、同じモノを見つけました)
通りの端っこにあるのは、堂々とした かやぶきの民家。こんな家なら、いつ侍が登場しても驚きませんね。
さて時間もあるし、面白半分で 道ばたにある「土笛屋」の看板に引かれて、小路に入り込んでいくと、住宅の一角からそれらしい音色が・・・。その家に並べてあるオカリナ
よりも、なんだか不思議なストーブ?に目を奪われました。
このストーブ、子どもの頃TVでみた ハクション大魔王が住んでいる壺ににているなーと注目していると、土笛屋の方が 煙突を取り去って中なら出来たての”焼き芋”をご馳走してくれました。
わが家は 上五島にいた頃から、”焼き芋”に目がないので、お茶まで出してもらい ぺろりと頂きました。ちなみに 壺(多分ストーブでしょう)の中には 炭がチロチロと燃えていて、いい雰囲気でした。実家にある火鉢でも、芋を焼いてみたくなりました。
そうそう、オカリナも安いのはワンコインだったので、自分用に購入。先日遊びに行った バイオパークでも ペルー製のオカリナを買ったので、これでコレクションは2つになりました。(まだチョウチョしか吹けませんが)。
というわけで、神代小路のヒカン桜は、2月一杯まで見ごろのようです。芋はいつまで焼いているのか、聞き漏らしました。
※2/16追記
この壺、正式には『バーベキューチムニー』といい、元々はメキシコ製のようです。大手通販で販売中でした。