久万 ほうねんじ のブログ

法然寺でのスローなできごと。

お念仏の会

2018年10月25日 | 日記
毎月25日は浄土宗が定める「お念仏の日」です。

なぜなら25日は宗祖法然上人の月命日だからです。

わが法然寺でも、毎月25日を「お念仏会」として午後1時から法要、法話会を開いております。



本日の法話のテーマは「般若心経」について。

「空」とは何ぞや。
という到底言葉では説明不可能なものを何とか伝えられないか…と一つの手段を考え、試みたのでした。(私なりの「空」の解釈を言葉で説明するのではなく実体験してもらおうとしました。)

結果、少しは皆さんに伝わった。という実感もあったので、自分としては良かったと思っています。
(言葉では説明できないので、文字に起こすことはできません、あしからず…。)

さてさて、以前、本堂裏にブロック塀のすぐ横に柚子の木がありました。
毎年100個以上の実をつけていたのですが、根がブロック塀を押し上げて裏の小道に倒れる恐れがあるという声があり、やむなく去年、沢山の根を切って移植したのでした。

移植の時期も木にとっては良くない夏。

やはり、木はやがて枯れてしまいました。

お檀家さんの1人が、その種をあらかじめ植えて下さっていたので、その木の子孫は残すことはできました。

それから一年以上経ったある日、そのお檀家さんから「住職さん、株から芽が出てた!」との一報。





信じられませんでした。

完全に枯れて切り株だけになったと思っていた柚子から、数本の芽が出たのです。

まさにこれは「空」であり「南無阿弥陀仏」であると感じました。

よく

桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年

といいます。
さて、この柚子に実が成るまで、あと十八年。。

それまでブログを続けられるだろうか…。
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