法然寺の境内北側にケヤキの木があります。
樹齢は70年以上。
10年ほど前に幹の芯を途中で切った為、そこから枝葉を伸ばしていました。
しかし途中で切ったところから腐りが入り、折れた枝がとなりにある久万中学校に落ちかけていました。
事故があってからでは遅いので、ケヤキを根元から切ることにしました。
プロの方がゴンドラのようなのに乗って小さなチェーンソーでどんどん枝を落としていきます。
あっという間に幹だけになりました。
大きなチェーンソーに持ち替えて、いよいよ木を倒します。
バキバキバキバキ〜…
土がいいのか、切った人が「よー太っとるな〜」と言いました。
ケヤキは太り過ぎて年輪の幅が広いより、少しずつ成長して年輪が詰まっている方が商品としては良いようです。
でも、全長約5メートルの幹のうち4メートルは腐りもなく森林組合に出せることになりました。
この一連の伐採は檀家さんが1から10までやってくれました。ありがとうございました。合掌