寒の戻り

今朝、山門を開けようと外に出るとチラチラと降ってるのは…雪でした。

午前中は4℃くらいしか気温が上がらず、寒の戻りといった感じです。



けれど、トサミズキは今にも開花しそうです。

春は着実にやってきています。






白と赤のアセビに至っては、すでに咲いてます。

この時期のアレ

この時期のものといえば…？

花粉？

…ではありません。



「ふきのとう」です。

うっかりしてると花が咲いてしまいまって、摘み取る機会を逃してしまいがち。



フキは花の蕾も、葉がついてからの茎も食べられる有難い野草ですね。

命のリレー

クリスマスではないですが、垣根の下の目立たない日陰に、クリスマスローズが咲いています。



この花は何がわからないのですが、咲いてるのを見つけました。

この庭という小さな世界の中でも、瞬間瞬間に人知れず咲いて人知れず散っている花がたくさんあることを気づかせてくれます。

花梨はちみつ

去年に漬けたカリンの蜂蜜。

エキスが十分に出たのでカリンの実と種を取り除き、蜜だけにしました。

蜂蜜に比べてすごくサラサラしていますね。

朝、ホットレモンに溶かして飲んでいます。

ケヤキの伐採

法然寺の境内北側にケヤキの木があります。

樹齢は70年以上。

10年ほど前に幹の芯を途中で切った為、そこから枝葉を伸ばしていました。

しかし途中で切ったところから腐りが入り、折れた枝がとなりにある久万中学校に落ちかけていました。

事故があってからでは遅いので、ケヤキを根元から切ることにしました。





プロの方がゴンドラのようなのに乗って小さなチェーンソーでどんどん枝を落としていきます。





あっという間に幹だけになりました。



大きなチェーンソーに持ち替えて、いよいよ木を倒します。



バキバキバキバキ〜…





土がいいのか、切った人が「よー太っとるな〜」と言いました。
ケヤキは太り過ぎて年輪の幅が広いより、少しずつ成長して年輪が詰まっている方が商品としては良いようです。



でも、全長約5メートルの幹のうち4メートルは腐りもなく森林組合に出せることになりました。

この一連の伐採は檀家さんが1から10までやってくれました。ありがとうございました。合掌