今年の娘の誕生日にと考えていたところ、熊野市の国道42号沿いにオープンした「木花堂(このはなどう)」さんに訪れたとき、アトリエmiyocoさんのヤタガラスの銀のペンダントがあり、これがいいなと思い、制作をお願いしました。
私は熊野に戻りましたが、12年この地を離れ、妻も故郷から離れて都会で働いて、今も実家からはかなり離れて暮らしています。
そんな二人の子どもだから、また熊野では働く職種が余りにも少なく、この中から将来の職業を選ぶには余りにも狭すぎることを考えると同じように外へ出て行くことが考えられます。
高校を同じに卒業した多くの同級生が、今も熊野以外で暮らすように、過疎化、高齢化、働く場所の無いところにとどまることを二人の娘に望むことはない。
飛び立つ時に、この地の神々が守ってくれるように、またヤタガラスが良い方向に導いてくれるようにと願いを込めています。
「木花堂(このはなどう)」さんがステキな梱包をしてくれました。
木箱は、上古代折箱店の小箱。市木木綿の台座に、フタにも市木木綿のかわいいあしらいがしてあります。
銀のペンダントの裏には、二人の名前の頭文字が英語で入っています。
いつかパパとデートをしてくれるような頃に、つけて歩いてほしいものです。(断られたらどうしよう・・・・)