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花の窟神社前に平成24年4月に「花の窟複合施設」ができる。
その施設の説明が神社前の施設2階で東京大学教授 堀繁氏によっておこなわれました。
基本的に熊野市との随意契約なので、誰もどうこう言えないのが前提で、地元としては数億円の施設が出来上がり、NPO団体を作って運営して行く。
図面と模型を前に、成功例としておかげ横町(伊勢)、失敗例として新宮市の速玉大社前に出来ているところを見せながら説明。
素人のみなさんにはわからないだろうけど、施設は完璧です。と言い切り、この施設が上手くいかない場合は、運営する側の問題ですからと、ご説明が続きました。
始めから責任は私にはないからね、悪いとすれば素人のみなさんだからね、ということでしょうか?
他に京都の観光施設やおかげ横町の写真を見せながら、素人相手の説明が続き、質疑応答。
個人的に駐車場からの施設入り口の幅が2.5メートルという説明と、施設回りが神社へ向かう出口以外全て囲まれている状態なので、施設内に100人居た時(駐車場が16台ほどしか置けないので、そんなに入れない?)地震が起こったと想定して、駐車場へ引き返そうとした場合、上手く逃げられるのかと聞いたが、消防や保健所が見るので、問題なければそれで通ると、安全対策は万全ということでした。
この手の行政主導のものは、どう頑張っても変更などないのでこれで終わり。
ただ、どうせお金をかけるなら、日本にいるすばらしい建築家や新しい発想を持った空間プロデューサーなどからの案をいくつか見てみたかった。1案の「完璧な施設」案というよりコンペ方式をとった方が良かったと思う。
走り出しているので止まらないが、出来上がった施設を前に「施設はたいしたことがないが、運営がすばらしいので成功している」と運営者が言い返せるくらいに頑張って欲しい。
平成24年4月オープンです。
PS:東京大学教授 堀繁氏が熊野市につくったもので今見えるのが熊野市駅前の物産館です。お時間のある方はぜひお立寄を。