![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/1f/c83cae811edb88778a1ab57d0c2fa8ab.jpg)
前回は2013年4月に、ガンガラ滝から登っています。
3回に分けて紹介しています。
妙見山への御浜町神木からのルートは町石が残っており、道はイノシシにかなり荒らされているところも多いですが、石畳がしっかりと残っており大切な信仰の道だったことがわかります。
御浜町神木の上り口からだと2.2km。ほとんど登り続けます。
入り口から、しばらくはみかん畑の横を通る道ですが、落ち葉や枯れ枝が堆積して歩きにいくです。
そこを抜けると石段の残る道で、巡礼の道を十分感じさせてくれます。
個人的に特にこの空間が素晴らしい。御神体までもう少しのところ。
このまま木々と、この道が残って欲しい場所です。
写真撮影やビデオ撮影をしながら登ったので、約2時間弱で到着。
今の体力では、これ以上の速度は無理だと自覚しています。
久しぶりの妙見山。入り口の鳥居。
祭壇です。
木の根が剥がれて倒れかかっています。白い石は七里御浜のものでしょう。
一つ一つに戦争から無事帰って欲しいという願いが込められています。
今回は、この大岩の上に登って行きました。最初の写真はそこから撮ったものです。
登って行くルートがあるのですが、一人で行くのはおすすめしません。
道をロストしても慌てないで戻るぐらいに考えて進むか、登ったことのあるガイドがいれば理想です。
頂上部の岩屋。
形状からして、ここがご神体のように思えてしまいます。
熊野灘と御浜町あたりを望む。
なんともきれいな風景。
人の名前が彫られた岩。
この方々は戦争から無事帰られたのでしょうか?
そんなことを思いながら。
今回、誰も登ってないだろうと思っていたのですが、津市からのグループが登っていました。
帰りによく冷えた甘夏をいただきました。
疲れている体にとても心地よく、とても美味しかったです。本当に感謝です。