くまどこ

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御浜町神木の日与加久良(ひよがくら)大明神へ

2013年01月25日 15時48分09秒 | くまどこ(熊野)情報

御浜町神木の岩の下辺りをさまよっていると、畑に向かうおばちゃんを発見。声をかけるととても詳しく場所を教えてくれました。

山への入り口と、 日与加久良大明神がこの地区にとってどのようなものだったか、今はどうなのかなどを話してくれました。

山を登って、日与加久良大明神への入り口には傾いた鳥居が残っていました。

頂上への道は、山道でウバメガシ等の葉が落ちて滑りやすい道。距離はさほどないので5~10分程度で亀石と呼ばれるところに到着。

ここを見上げながら先に進むと

石の手洗い場が残っていました。

ここを上へ少し上がって、振り返るように日与加久良大明神がありました。

大岩が御神体です。山の神でもあるのかな?

石の前と口のように空いたところには、白石が積まれていました。

登り口を教えて下さったおばちゃんが1月7日にお供えしたものと思われるお酒と水?。

ここには、言伝えが残っています。

神木横垣古道まつり実行委員会発行 ぬくもりの神の木の里 ガイド&マップ 参照

日与加久良(ひよがくら)に帆ヶ倉といわれる大岩があり、大昔は御浜町神木の集落も海で入り江になっていたといわています。
そんな大昔のあるとき、大津波に襲われ妙見山のかくれ谷まで逃れ、そこで舟を作り帆を張って進むうちに舟原地区で舟がバラバラにこわれ、帆が付近の大岩にひっかかった。この大岩を「帆ヶ倉」と呼ぶようになったと伝わっています。
 

さらに上に登った所の岩からの風景。右端に長尾山です。左端が妙見山の方になります。

国道311号から見ていた岩のところへいきたいと思い10年が過ぎていましたが、やっと行けました。

 

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