熊野市飛鳥町小阪にある飛鳥神社で「四本杉祭り」がおこなわれました。
新型コロナウイルスによる自粛で5月の連休から夏までのイベントはほとんどなくなりました。
「くまどこ」を続けてきて16年。毎週土日はイベントや行事、祭りに出向いては撮影と取材を行なってきましたが、それがほとんどない数ヶ月です。
その中でおこなわれる神事は、少しほっとするものでもありました。
神事の空気感が好きです。
空気の流れを日が差し込むところから見ることができます。
最後の大祓。
茅の輪くぐりではなく、ここでは四本杉の周りを1周します。
よく二股に分かれた杉は「夫婦杉」と呼ばれ、玉置山などにもあります。
しかし四股に分かれている杉は珍しい。
4つに分かれた幹にはそれぞれ、 祓戸四柱神(瀬織津姫【せおりつひめ】、速開津姫【はやあきつひめ】、気吹戸主【いぶきどぬし】、速佐須良姫【はやさすらひめ】)が宿るとされ、人の罪穢 を祓い清めていただけることから、主に病気平癒、健康長寿に御利益有り、又家庭円満・商売繁盛の守り神とも言われ多くの参拝者が訪れます。
神事の間、まったりと動きながら可愛さを振りまいたネコさん。
訪れた人の足元にいたり、宮司さんの近くに寄って行ったりと、なんともいえない愛嬌を振りまいていました。
訪れた人の足元にいたり、宮司さんの近くに寄って行ったりと、なんともいえない愛嬌を振りまいていました。